もみじサイクルロードレース 最終戦

沖縄が最後と言っていましたが、本当の最後は広島でのもみじロードでした。

暗い!寒い!

それでも前回が土砂降りだったため、今回はそうでもないように感じました 笑

そして、参加人数は前回と大違いで大人数、

また、私のゼッケンナンバーは「111」という嬉しくなるような数字でした。



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レースは正周りの8周で行われました。

女子の1位ということで先頭スタートさせてもらえましたが、

やはり20~21分台で回る選手のスピードにはついて行くことは無理で、

どんどん抜かされる・・・後ろからくる選手の後方に着くこともできず

半分くらい単独状態でした。

気持ちを抑えて冷静になり出だしを同じくらいの集団で行くことを言われていましたが、

状況的にも難しかったような。

ようやく

後方につけるくらいの集団が追いついてきて中に。

ようするにこの中に最初はいるべきだった!?ということなのでしょうか・・。

最初は集団の後方で息が落ち着くまでおとなしくし、

徐々に回復してきたらローテーションに加わりました。

しかしこの集団はレースにきているという感じが全くせず、サイクリングモードに

私からは見えました。

ローテーションも回らないしスピードも上がらない、前方の選手を追いかけようという

意思も見えませんでした。むずむず状態でした。

それでも数名の単独で走っている選手を吸収しながら進んで行きました。

そのうちの一名の選手が先頭で割とペースを上げる感じだったので、

登りに入ったとき後ろについて登っていくと頂上で後ろを振り返ると誰も着いてきていない状態に。

彼のおかげで私のスイッチもは入り、2人でローテしながら前へ前へと走りました。

すると2名の選手に追いつきましたが、そのときには私一人になっていました。

そこから3人で走ることになりましたが、また一名の選手がいなくなり

最終的にはもう一人の選手もいなくなり、また単独に。

今回も7周目のところで先頭集団に抜かれてしまい-1周で終わりました。

単独になってからは前方に選手がばらばらと現れ、

常に追いつけ追い越せの気持ちで走りました。


 

 

 

 

 

 

 

1周24分台で終えた今シーズン。

来シーズンはもっと…!!!

 

終わってから、

先頭を引いてくれて消えていった、まるで特攻隊員のようだった(笑)3人の選手には

私をレースモードに変えてくれたと思い感謝しています。

 

初雪も見られて、良い締めくくりとなりました。


 

 

 

2017年11月21日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : yumiko

久しぶりのセミナー開催

11月18日、
数ヶ月ぶりにチクリ・ピオニエーレのお客さんに向けてセミナーを開催しました。
ブランクがありドキドキ。
6名の方が参加してくれました。
これまでは体幹トレーニングの基本の「き」をやってきましたが、
今回は基本もちゃんと抑えながら発展させてメニューをみんなで行いました。
どんなに難しいことでも「基本」が大切。
基礎が出来ていないと難しいことは見た目のカタチは出来ても正しくは行えないので、
退屈に思われるかもしれないことも最初にやっていきました。

頭に入れておくことは、
①身体の骨格(アライメント)を認識する
②使う筋肉を意識して動作を行う

そして体幹トレーニングを始める前に重要な、身体の内を感じるための腹式呼吸。
・立位
・仰臥位
・座位
この3つでニュートラルな姿勢と息の送り方、腹圧の高め方を確認しました。

次に体幹部のストレッチとして四つん這いからの背中を丸める動作と反る動作を行いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

反る動きは苦手な人が多いようで、固まりやすいんだなやっぱりと実感しました。              ここをほぐすというか動きやすくする、動かせるようにするだけでも                    疲れとかパフォーマンスが大きく変わりそうだとも思いました。

ここまではスローな動作で、さらに腹式呼吸で副交感神経が優位になったのか
皆さん少々眠たそうな・・・笑
でもここから目の覚めるというかキツいトレーニングの始まりです…
内容は体幹トレーニング6種目をサーキットでやるというもの。
一つひとつを丁寧にやればそれだけでも十分に効いてきますが、
様々なポジション、動作での体幹の保ち方や使い方、持久性を高める目的で行いました。
皆さん、運動をされている、そして身体に対しても意識を持っている方々なので               基本のフォームはだいたい出来ているようでした。
それでも、基本のプランクでお尻が上がっていたり、左腰が落ちていたり、腕で支えてしまっていたり。
それぞれにやはり特徴というか改善点があるようでした。
6種目終わった後は始まる前の表情とは打って変わって、トレーニングをした!という顔に 笑
少々レベルが高すぎたようにも思いますが、一生懸命取り組んでくれて感謝です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後にペダリング動作の方へ移り、立った状態での脚の上げ下げを行い、                 踏むときと回すときの「膝」の動かし方の違いを体感してもらいました。
それから実際に固定ローラーに乗って動きを意識しながら乗ってもらう。
負荷をかけたりかけなかったりしながらやってもらいました。

 

 

 

 

 

 

 

繰り返し練習して体得する必要のあるペダリングの感覚を言葉で伝えることの難しさを感じました。
もっともっと自分でも考えて良い伝え方を見つけなければと思います。

26日には第2回を開催します。
次回はさらに良いものができるようにしたいと思います。

2017年11月20日 | カテゴリー : seminar | 投稿者 : yumiko

2017ツール・ド・おきなわ

今年は初めてツール・ド・おきなわに参戦しました。
母と2人、飛行機→レンタカー移動ということもあり、事前にスケジュール表を作成して向かいました。
朝、伊丹空港を出発してお昼に那覇空港に到着しました。

天気を心配していたものの、沖縄は曇り空で気温も暑過ぎることもなく良い感じでした。

「受付を済ませて試走をする」というのがこの日のメインでしたが、
まずは腹ごしらえ、ということで木灰そばで美味しい「とらや」というお店へ行きました。

過去の経験から沖縄そばはお店によって当たり外れがある印象がありましたが、
今回はあたり!
母と2人、本ソーキそばを注文しました。

麺はコシがあり讃岐うどんを思わせるような…、私好みの硬さと弾力でした。
スープもあっさりしており、普段飲まない私でも飲み干せそうなほどでした。
お肉はホロホロで脂っこくなくペロリといただきました。
時間帯が良かったのかお客さんも多くなく、時間のない私たちには有り難かったです。

そこから受付のある名護市の21世紀の森体育館へレンタカーで。
初めての沖縄ドライブ!でしたが、あいにくの天気で青空やきれいな海は見えず・・
受付が終わってスタート地点から少し試走をしてコースの後半は車で見るという計画でしたが、
予想外に時間が押していて時間的に無理そう…ということでラスト15km地点あたりからゴールへかけて試走をすることに。
少しでしたが、凝り固まっていた身体が少しほぐれ、気持ちよく回せたように思います。

そんなこんなでホテルへの移動は真っ暗。
運転してくれた母には感謝です。
19時ごろホテルに着き、食事。
このとき異常な疲れが私を襲っており、テンションは↓
しかし、初めて食べた「海ぶどう」に舌鼓しました。

ぐっすり寝たいところでしたが、翌朝は4時半出発ということで3時半過ぎにアラームを(汗)

12日、レース当日の朝は無事に予定通りに出発してスタート地点へ向かうバスのあるオクマリゾートへ。
7時過ぎには会場に到着して判明したことが色々と…。
初めてということで、用紙に書いてある通り、早めの行動でやってきましたが、
バスは何便もあるようでまだ遅くても大丈夫そう。
また、スタート地点へも車で送ってきてもらうことはできたよう。
もしまた出ることがあれば、次は余裕を持ってスタート前を過ごせそうかな、と。

この日も沖縄にしては肌寒さを感じる朝でした。
もぐもぐ食事をして、周辺でアップしてスタート。

今回のメンバーは全日本に近く、人数も50名ほどといつもの実業団とは違いワクワク感がありました。
みんなが話していたとおり、最初の登りはスローペース、その後の海岸線の平地もスピードは上がらず、
次の登りあたりで金子選手がスピードをアップ。
そこで集団はばらけて10名程度に絞られました。
前日、十分に身体のケアができてなかったこともあり、私の脚は四頭筋に力が入ってしまう感じで
少々きつさを感じ、シッティングでの登りが上手くいかない状態でした。
しかし千切れるスピードではなく、下りに突入。
海外でも度々経験した中切れに今回も引っかかり、どうにか金子選手の後ろへ付き前を走るNZの選手と与那嶺選手を追いかけました。
下りからの平地からの登りというスピードが落ちない地形で全く前との距離が縮まらず、
金子選手がオールアウトし1人前を追いかける状態に。
もがいてもがいて、ダンシングで疲れてシッティングになって、でも諦めずにまたダンシングして、
それでも前との距離が縮まることはありませんでした。
途中で中井選手が抜かしていき、前に追いつきましたが私はついていくことができませんでした。
ここで食らいつくことができていれば、また違うレースとなっていたと振り返ると思います。

その後は牧瀬選手、樫木選手、大堀選手、タイのソムラート選手と私でローテーションをしながら走りました。
ペースは徐々に落ちていた!?ように思います。
なぜハテナかというと、私のガーミンは速度、距離が表示されず
どんなにがんばっても0km/hで5km地点で止まっていました 笑
いつもの私なら1人ペースを上げようとしますが、今回もそうしたかったですが、
周りと合わせて走ることを心がけてみました。
この判断が正しかったとはゴール後の先頭とのタイム差からは言えないようにも思いますが。
ペースを合わせる、1人だけ頑張りすぎない、やはり耐えるのはムズムズでした。
ラストゴールまでこのままということも考えましたが、昨日試走したラスト10km地点あたりの最後の登りでアタック。
トンネルを出て右折してもう一つ登るとこまでは逃げ切れましたが、
そこで追いつかれ、また集団でゴールを目指すことに。
しかしそのとき、タイの選手はおらず私を含めて4名でした。
下りきって左折して平地でゴールへ直線。
みんなあまり前へ出ようとしない。
ここでいつもなぜか前へ出てしまう私。
今回も出ていましたが、いつもと違うことは単に前を引いているのではなかったということ。
先頭だからスプリントが不利になるということではない、という以前にアドバイスをいただいていたシナリオに
当てはまるような状況でした。
先頭で引っ張れば疲れる、早くからもがき始めたら風よけに使われるということ、
いつものわたしはまんまとみんなの思うつぼでした……笑
脚に負担をかけることなく先頭を走り、左だけ注意すれば良いように右ギリギリを走り、
500の看板が見えてももがかない、300でももがかない、
おそらく200を過ぎたあたりで後方選手の踏み出す姿が見え、150mあたりからもう前だけを見てもがき始めたように思います。
絶対勝つ、最後まで走りきる!
優勝ではないけど集団スプリントで1着の4位となりました。
スプリントで先頭でゴールする感覚は本当に何年ぶりか・・
昔はこの感覚が大好きで、絶対に最後は負けないと思って走っていたなと思い出しました。
いつからかどこかラストでふっと抜けていた自分がいたことも気づきました。
人の言葉の影響は大きくて、自分の思い込みの影響も大きくて、
それが壁になっていることも多いと思いますが、今回また一つその壁を少し崩せたように思います。

レース後はアメリカンなハンバーガーを「ゴーディーズ」というお店でいただいてエネルギーチャージをしました。
美味しい♡♡

明日15日は25歳の誕生日。
来シーズン、たくさんの人に感動を与える走りができるようにオフシーズンを過ごしたいと思います。

2017年11月14日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : yumiko

10月28日 & 29日のレース

28日は群馬CSCでの経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップのため、
前日27日の朝、京都で中田さんにピックアップしてもらい群馬へ。

途中、カメラマンの高木さんの葬儀に参列させてもらうため埼玉へ。
学生時代からレース会場で声をかけてくれたり、とても優しさの溢れる方だったな..と。
今季初優勝を飾ることができた輪島での、1人逃げている時のモトからカメラを向けてた高木さん、ゴールラインを切って最初に「おめでとう。」と言ってくれた高木さん。
自転車競技において色々と考えることも多く、少し何か吹っ切れた気がした、
私にとって特別なレースが高木さんのラストフォトだったこと、
勝手な思いかもしれませんが何か偶然ではないものを感じ、
今後の選手生活のエネルギーとなりそうです。
会場には多くの方が来られ、涙を流し、
こんな風に人から信頼され慕われるひとになりたいと思いました。

夕食は途中の東松山のローカルな回転寿司屋さんへ。
独特な雰囲気で楽しめました。

レース当日は6時に出発。
久々のCSCなので1周試走。
心臓破りの坂が思っていたほどの勾配でないのに少々驚き..
1年前は死にそうだったことが思い出され、トレーニング状態や身体組成などでこんなにも感覚が変わるのか..と 笑
どの辺がアタックポイントか、勝負所かなどレースのことも考えながら走りました。
それにしても寒い‼︎

そして中田さんのバイクが充電切れということで、急きょ私のバイクが使われることに..笑
こんなハプニングもありながら、
私は12時44分スタートでした。
雨が心配でしたが、曇りでホッと。

6周36kmで、序盤から単独で数名がアタックしては吸収されを繰り返し、
中盤は私が仕掛けたり、樫木選手が心臓破りの半ばからアタックしたりという感じでした。
短距離でのアタックは大分の時はダメージ大でしたが今回は身体の調子が良い感じでした。

樫木選手と2人で逃げれたらベストだど話していましたが上手くいかず…
ゴールスプリントは4人で相変わらず先頭に出されましたが、今回は脚を使わない、に徹しました。
後方からのアタックがちゃんと見え、反応までは良かったのですが、
位置が悪かったです。あとは絶対に何が何でも!という意志に欠けていたと振り返って感じます。
コンディションからいっても優勝が取れないレースではなかったと思うので。

3位の表彰をしてもらって即、上毛線高原駅から上越新幹線で東京へ。
初のMaxときという2階建の新幹線に乗り、少々興奮した私でした。
家には21時前に到着し、翌日のもみじのための準備をして寝ました。

身体がまだ興奮状態だったのかレース前だからか朝は4時前には目が覚めました..
でも眠い…母の運転のおかげで車で少し眠れました。
それにしても台風の影響ですごい雨。
こんなのであるのか..?と自分で申し込んでおきながら弱気になる自分がいました。
会場もがらがらで欠場が多数。
でもスタート前に主催者のエビイさんが来て、「ガンガン行けよ、弱い男子を振り回して」というようなことを言ってくれ、
あ、ロードレーサーとして歩んでるんだよな..
こんな天候でも走らせてもらえること、甘えてたらダメだ、晴れてても雨でも関係なしにベストを尽くすこと、、
気合いが入り、心に響きました。
ただアップ時間がなく寒さの中スタートし、
ハイペースに身体がオールアウトになり先頭集団で行けませんでした。
先頭集団で行けるとこまでが目標だったのでそれだけが悔しいです。
ラスト1周と少しを先頭集団に追いつかれて一緒に。
ハイペースで何度か千切れたけどやはり楽しいこの感覚。
ここで走れるようになりたい!
ゴールはラスト200あたりでチェーンが外れて引っかかり、ペダルが動かない状態に..
幸いにも下りぎみだったおかけで漕がずにそのままゴール。
さらにゴール後、何か音がすると思ったら後輪がパンク。
大っきな釘?が刺さっていました。

本当に運が良かったです。

レースは凍える寒さで指が固まり変速ができない、身体の芯から冷えてる感覚、トイレに行きたい、お腹がかなりすく、霧で全く前が見えないなどなど半分あたりで何度ももう止めたいと思うことがありました。
でも走らないと得られなかったもの、分からなかったものもあったと思っています。

それにしてもペース配分を考えない高校生、元気、かわいい 笑
3人でのゴールとなりましたが、それ以前に集団だったときから一緒に先頭を引いてペースを作ってくれていた愛媛の男の子が終わってから、ありがとうございましたと声をかけてきてくれた。
嬉しかったです。

今日こそ本当にみんなが自分との戦いだったのではないかと思います。
初めての逆周で試走もしなかったためドキドキでしたが、
いつもと違う雰囲気でこれもいいな、と。

沖縄でラストレースと思っていましたが、
11月19日に最終戦があるようで..
出ようかなと 笑。

体調に気をつけようと念には念を入れていたつもりでしたが、
やはり翌日崩してしまいました..
難しい、、
それでも1日寝て、次の日軽く動いて、3日目には万全!となるように、長引かなくはなってきたような。
沖縄へ向けて!

2017年11月1日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : yumiko