「目標」~私が父から学ぶこと~

 久しぶりにちょっと思いのままに書いてみます。

「目標があると頑張れる」というのは本当だと思う。私の青春、そして充実していた高校~大学生活は人がどうとかいうのではなく、自分のなかで確固たる「目標」があった。その目標こそが自転車でNo1になるということだった。自転車に出会うまでは人並みに勉強して普通の子として生活していた。頑張るということは得意な方だったから幼稚園の頃は竹馬、小学校の時は縄跳びなど人一倍練習して出来るようになるという経験は割と積んできた。しかし、本気でのめり込むものや熱中するものはなかったように思う。言ってしまえば、何に対しても冷めているというか興味がないような感じだった。

そんな私が本気でぶつかれるもの、本気でやりたいと思えるものに出会ったのが高校2年生の春だ。たわいもない夕食時の父との会話から気づいたら私は完全に自転車の世界へのめりこんでいた。それからというもの私の頭は自転車でいっぱいで、修学旅行で練習を休むことも気が引けるまでになっていた。このときからコーチとして指導してくれた父とも真っ正面からぶつかり合えるようになった。泣いたり笑ったり、自転車を通して色々な感情を経験し、学校生活とは別に充実した世界を持てていることが嬉しかったように思う。最初のうちは試合で結果が出ないことがほとんどで泣くことが大半だったが、1回でも日々の練習の成果が実って結果がついてくるともっと上を。という気持ちが強くなった。

そんなわけで大学でも自転車を続ける決心をし、早稲田大学自転車部の門をたたいた。今考えるとロード練習をほとんどしていなかった私が男子選手の中で、しかもトップレベルの選手たちと一緒に練習をすることは無謀だったように思う。でもそのときはワクワクしすぎていたし、どんな無茶なことを言われてもきついことを言われてもやめたいと思ったことはなかった。後から「いつかやめるんじゃないかと思ってたけど・・」と言われたぐらいだ。続けられたのはもちろん私に信念があったことも事実だが、いやな顔をせずに面倒を見てくれた先輩や同期たち、女だからと言って手加減せず男子同様に接してくれた先輩の存在が大きいと思っている。

こんな感じで自転車を始めてからは365日常に自転車ばかりの日々だった。「暇」という時間はなく、練習、大学、食事、睡眠で1日のサイクルは回っていたように思う。前置きが長くなったが、「目標」という観点から、ここからは私の父について書いてみたいと思う。

父は数年前、心臓の手術を受けた。これまで確固たる「The父親」という存在だったため、突然の彼の弱った姿は見るに堪えられなかった。後から聞いた話、実際は大変な手術だったようだが、私と母はなぜかお父さんは大丈夫という根拠のない自信があった。後付けにはなるが、それは父親の生きる力を感じていたからかもしれない。私と母の期待通り、父はお医者さんも驚くほどの回復ぶりを見せた。きちんと命とも向き合って、残りの人生を悔いのないように生きようとしている。これまでの人生も多方面に興味を持ち、多趣味で、常に勉強しているような父だったが、今はさらに新たな境地を開拓し、このままでは本当に完璧な人になってしまう..と思ってしまうほでである(笑)。

病院で父のようにすごい回復力を見せる人と、どんどん弱っていく人の差はやはり「生きたい」という本人の気持ちの差であると思う。父はその生きたいという気持ちと○○がしたいという気持ちが強く、何事も計画的に行う彼は、健康な身体づくりのため、やりたいことをやれるようになるために計画を立てて行っている。その一つがワットバイクによる自転車トレーニングだ。心拍数を管理し、コツコツとリハビリを積み重ねたおかげか、今では念願のサイクリングやスキーも可能になっている。

この内容は彼が新たに立ち上げたHPに掲載されている。【https://mamakiraku.com】最近はカウンセリングや整体などの資格も取得しており、目標が絶えない父には脱帽である。

私はというと東京へ出てきてから半年近くが経過し、少しずつ仕事にも慣れてきたが、あの自転車をやっていたころのような「目標」もなく、何に向かっているのが自問自答してしまうときがある。でも一つ言えることは、今は目の前にあるものを誠心誠意取り組むこと、一生懸命やることだと思っている。「目標」というちゃんとしたものでなくても、目の前のことでも「前」を見ている。「前」に進もうとしている。今はこのちょっとずつでも、何か「目標」と言えるものがいつか見つかるのではないかと日々を過ごしている。ただ少しずつ、あの頃、死に物狂いで頑張って勝ち取った勝利を得たときの喜びをもう一度、違うカタチでも良いから味わいたいと思うようになってきたことも事実である。

まだまだ未熟だし、未知だけど、人に恵まれる人生は天性だと有り難く思い、自分の確固たるものを見つけてまた再スタートを切りたい、思いっきり喜べる達成感を得れるように頑張ってみたいと思う今日この頃である。

2019年6月17日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : yumiko

Vacation in Sydney. 5-6/Oct.

これまで海外へはレースでは行っていたけど、
今回は初めての旅行!!
なはずなのに、直前には相変わらずの体調不良・・・笑

飛行機は岡山→羽田→シドニーで。すべてANAだったから荷物も岡山で預けてシドニーまで。
おかげですごく楽ちん♪
羽田での荷物の受け取りもなく、無料バスでスムーズに移動できて。
スムーズすぎてシドニー行きの飛行機までの待ち時間が異常に長いという…
22時半前のフライトまで約4時間。
基本的に早寝の私は起きておくだけでも一苦労。。
とりあえず手荷物チェックとパスポートのチェックを済ませて、
搭乗ゲート前の充電スポットのある席に座って時間つぶし。
緊張?してるのかお腹がすかないけど、
お母さんに作ってもらったおむすび(おかかとうめぼし)を。
身体に染み入るおいしさだったー感謝。

もう眠い..といいながらようやく搭乗。
シートは真ん中の列の右端だったけど隣がいなくてちょっとくつろげる♪
海外といったら機内食!!といつもだったらワクワクなんだけど、、
今回は真夜中、そして到着は朝、ということから気分的には
食事は朝だけでいいから、寝かせてほしい..という感じ。
でも匂いをかぐと食べられる、お腹が空いたような錯覚になるから不思議 笑
今回は唐揚げ丼?の方をチョイスして、
寝付きが良くなる気がしてはじめて赤ワインもオーダーしてみた 藁
以前どっかの機内食でハーゲンダッツ出たよな~と思っていたけど、ANAだったのかな..。
無難にバニラ味おいしい♡
ワインはプラスチックのコップに結構たっぷり。
おいしいけど雰囲気がちょっと…

寝たり起きたりを繰り返して、朝食はクロワッサンサンドとヨーグルトなど。
もうすぐ着陸となって外を見ると予報通りあいにくの空模様で景色はあんまり見えず..
現地時間の8時45分に到着予定だったけど、
航空路の混雑とか、病気の人がいたから機体のチェック?とかで遅れて、
スーツケースもなかなか出てこなくて、なんだかんだで1時間ほど遅れてようやく外へ!
スーツケースは無事に出てきたけど、角がバキッと割れてた..ショッキング(;。;)
ただ帰りくらいは使えそうだったので、帰国時もつかいました。

到着後はホテル(Amora Jamison Sydney)へ荷物を置きに電車移動。
二階建てということにまず興奮!!
料金は日本でいうPASOとかSUICAと同じICカード(Opal card)が採用されていて楽ちん!
荷物を置いたら早速、。観光へ。

Darling Harbourを通って腹ごしらえに。
日差しも出てきて、やっぱり晴れ女!といい気分に。
でも風が冷たく、風邪の治りかけの私にはきつい…
誰もしている人のいないなかマスクという不審者の姿 笑


 

 

 

 

 

 

 

 

 

お目当てのSydney fish marketは人がいっぱい!カモメもいっぱい!!
こっちのかもめは凶暴ということですこしビビリ..
入り口のところで、ホタテの貝の器に
ごはんとその上に炙ったサーモン、またはホタテを乗っけて
オタフクソースみたいな甘めのソースとマヨネーズ、飛子がかかった一品を。
サーモンとホタテは身がプリップリでとろける!!そして甘いソースが云い相性!!!
建物の中は市場みたいになっていてより活気が。
名物オイスターを堪能しました。
チョイスしたのは高級なウニ、いくら、キャビア、飛子などが贅沢に乗ったオイスター。
こっちのカキは独特のクセがないのか、さっぱり。
食感もぷるんとしていて、またトッピングの色々な味と食感も合わさって
口の中は幸せいっぱいになりました。
外で食べたけど、カモメに取られないようにだけ必死でした 笑


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後はオーストラリア国立海洋博物館周辺で船の中に入ったり…
リアルな船内にワクワクでした。
実際のものがこんなにきれいに残っているとは..と。


 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夜はホテル近くの「Small Bar」というお店でBigなハンバーガーを。
このパテがとても肉肉しくて私好み。
牛ではないような..羊?カンガルー?
とても野性的な味のするお肉でした!


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ZUMBO」のマカロン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

帰ったらホテルからのおもてなし           スパークリングワイン

2018年10月19日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : yumiko

全日本選手権、女子チャンピオンシップを終えて。そして今後について。

色々ありましたが、622日、全日本選手件ロードが終わりました。

気持ちの整理がようやくついたのでブログを書きます。

 

毎年、全日本を第一に目指してはいましたが、今回は私にとって特に特別な試合でした。

今年に入って体調、精神面など様々な不調があり、

自分とも競技とも向き合って考えてきました。

 

高校2年生に始めてからここまで、どんなに辛くても、どんなに結果が出なくても、

止めたいと思ったこと、つらいと思ったことは一度もありませんでした。

嬉しいことに、それだけ夢中になれていたことだったからだと思います。

それが今年に入って急に自転車に乗ることが苦しい、つらいと感じるようになっていました。

勝つためにやっている練習も、ただ自分にムチを打っているような、

締め付けられるような苦しさ。

周りから頑張れと応援してもらうことは嬉しいですが、

自分でも自分を頑張れ頑張れと奮い立たせなければ、練習を乗り越えられなくなっていました。

こんな状態でも、自分で区切りを打つには

全日本選手権までは一生懸命やると決め、進んできました。

支えてくれていた人たちにこの思いを伝えることは苦しいことでしたが、

後ろめたい気持ちではなく、前へ進むための決断であったと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

photo by 岡本恒治

 

こういうことで、今回の全日本選手権は特別なレースであったわけですが、結果はDNF

ここまでサポートしてくださった人たちに申し訳ない気持ちは無いわけではありませんが、

やっと終わった..。この気持ちに尽きました。

解放されたというか何というか。。。

 

全日本TTが終わり体調が悪化し、全日本前の3日間、まともに食事もできない状態でした。

当日は回復したものの、完全なエネルギー不足。

補給を取っても取っても追いつかない状態でした。

そんな状態でも、前半は与那嶺さんの反応に何の迷いもなく飛びついて限界までついていけたし、

悔いは全くありませんでした。

レース終了後、何の感情もない「無」な状態。

初めての感覚でした。

ただ、表彰式を見ていると、表彰台の真ん中できらきらしている与那嶺さんに

なんとも言えない感情が、涙があふれてきました。

私、ここを目指していたんだよな..と。

解放されたという気持ちとともに複雑な感情でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

photo by KENSAKU SAKAI

 

 

 

その後、全日本後に唯一出てみようと考えていた

広島でのJBCF女子チャンピオンのレースへ向けての一週間。

自分なりに自転車と向き合いました。

「苦しい」ではなく、きついけどやった!という達成感や、

スポーツで汗を流す気持ちよさを思い出すように。

ここまで、いつからか目標もはっきりしない雲の上のものになっていたり、

練習も気持ち的にオーバーになりすぎになっていたように思います。

自分は何のために一生懸命やっているのか..

この1週間は、自分のペースで走って、自転車での心地好い疲労感を久しぶりに感じたり

自転車はもうイヤと完全にはなっていないと実感したり..。

徐々に広島では出し切ってやろう!という気持ちになれました。

 

そして630日、試合当日はあいにくの雨でしたが、自分としても走りは花丸。

結果は1位の唐見さんと2分も差をつけられましたが、

1周目でのアタックに初めて3段坂の最後の坂の手前までついていけたし、

そこから独走になってもペースを落とすことなく走り切れたし。

この日はエネルギーがみなぎっていて自分の身体で乗っている感覚があり、

しっかり追い込める状態になっていたと思います。

全日本での与那嶺さんのアタックへの反応はオーバーペースで限界に達してしまい、

その後ピューとペースダウンしてしまったということがありましたが、

だからといって今回は抑えてという考えは一切ありませんでした。

いけるところまで行ってやろう!もしかしたら着いてけるかも?!

優勝はできるものならしたいですが、順位などは頭になく、

ただ思いっきり走りきりたい!その一心でした。

ゴールまで単独で走り切れて2位フィニッシュ。

気持ち良かった、やり切った、嬉しかった。

本当に本当に嬉しくて、この気持ちは何年ぶりだろうというほどでした。

もう少しやれるかも..一瞬そういう考えがよぎるほどでした(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

試合へ向けて、今後の競技のことについて、父親とはぶつかり、

母と二人の遠征でしたが、母の報告を聞いた父からのラインに涙。

すべての感情をぶちまけたから色々と気を遣って距離を置いてくれていたのだと思う。

私のコーチングを生きがいのようにしてくれていたから、

止めたいという一言を伝えるのも胸が張り裂けそうだった。

でもただいまと言うと笑顔で迎えてくれて、「よくやった」と手を握ってくれた。

そうそう褒めてくれない父だけにその一言は今までで一番嬉しかったし、

誰に褒められるよりも嬉しく、最高のプレゼントでした。

 

今後のことはまだ未定ですが、身体と心の休養にひとまず充てたいと思っています。

最近は髪を切ったり、料理をしたり気分転換に色々しています。

自転車、自転車、自転車でできていなかったことに時間をあてて、

ゆっくり両親と過ごせたらと思います。

自転車ではなくとも親孝行できたら嬉しいです。

 

そしてまた、皆さんと心から自転車を楽しめる時がくれば..と思っています。

 

合田祐美子

2018年7月2日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : yumiko

2018全日本TTを振り返って。

2018年6月17日、一つ目のメインレース、全日本TTが終わりました。
当初は前日出発予定でしたが、私のコンディションを考えて2日前出発にしてくれました。
15日は福井の武生(タケフ)で一泊。
自転車道を軽く乗って、ホテルの横の居酒屋「とんとんびょうし」さんで夕食を。
外観がおんぼろで怖々入ったら、中はすごくキレイで料理も絶品。
サザエの壺焼きに、初めて食べる「ひらまさ」…
日本海のものを贅沢にいただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

16日は朝食を食べてレース会場の石川県羽咋(ハクイ)市志賀(シカ)町へ。
こっちの地名がはむずかしい…
でもゼッケンにSHIKAと入ってたのには可愛くて笑ってしまった..。
1周は車で回ってもらってコース確認。
平地メインと思っていたけど、予想外に登る?!!
そして、下りも意外にテクニカルなような..
でもこういうコースの方が私には向いている?という話になり、前向きに。
乗った感触は良い感じだった。
登りも負荷をかけて登れたし、相変わらずダンシングではありますが、
リズムよく行けた気がします。

お昼は近くの和風レストラン、「大社庵」さんで海鮮丼!
レストランで検索して行き着いたのですが、レストランではない..笑
まあ、それで「和風」とついているのかな、と。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

受付まで時間があったので、その後、私は初めての千里浜なぎさドライブウェイへ。
車で砂浜を走れるなんて贅沢な!
天気も最高で海がキレイ。風も気持ち良かったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

受付を済ませて宿泊ホテルへ。
最近は簡易ホテルが多かったので、久しぶりの大浴場に心も身体も癒やされました。
夜はバイキングも堪能して就寝。
広いふかふかベットだったけど、さくらおろち湖の時みたいに爆睡とはいかず..
何だかんだ緊張しているみたいで。

翌朝もバイキングでお腹を満たして出発。
いっぱい食べたけど、いつもよりは小食なような..
これも緊張??珍しい・・
レースは11時過ぎからだったのでそれまでに補給をしたり仮眠を取ったり。少し助かりました。
自分に合ったTT前のアップはまだまだ分からない状態だけど、
今回は1時間前から念入りに。
最初30分+バイクチェック前25分行って良い感じに仕上がった感覚でした。
気温もほどほどにあり、ベストな状態になったと思いました。
TTのスタート台はやはり独特の緊張感。
その時だけは自分がヒーローになったような気持ちよさもあり..笑

ピーという音とともにスタートし、沿道から「頑張れ」という声が聞こえ、
戦闘モードに。
ただ序盤はスピードに乗るまでは飛ばしすぎないこと、言われていたのでそれは意識して。
ただ若干に自分の気持ちと力に差があり、これくらいで行きたいという気持ちが勝ってしまい、
少々オーバーペース気味に。難しい..

 

 

 

 

 

 

 

 

平地区間を終えて登りのところで一人の選手を捕らえ、自分のペースで行ってはいるものの、
さらに気合いが入り、
2周目の前半でもう一人を捕らえ、苦しいながらもまた踏ん張ることができ、
さらに最後の登りのところでもう一選手を追い抜き、目指すはゴール!とただ前を見るのみでした。
今回のレースは38km/h以上でという目標があり、それには届きませんでしたが、
スタート前に父に言われた一言。
「一秒を大切に」という言葉だけを頭に走りました。
苦しくなったとき、一秒休むか一秒でも前へ進もうとするかで結果は大きく変わる。
スタート前、実力的に後ろの選手のことが頭からどうしても抜けきれなかった私ですが、
そのことばのおかげで自分の走り、ただ前のみを見ることに集中できました。
レース中は母の声はもちろん、いつもはあまり聞こえない父の喝ある声援もはっきりと聞こえ、
そのたびにペダルを踏み直すことができました。
また、今回は地元の人の声援などもあり、数々の場所で力をもらいました。

 

 

 

 

 

 

photo by Kensaku Sakai

 

 

結果は42分28秒79、トップとは5分以上の差で5位でした。
結果だけ見るとまだまだとなってしまいますが、
今回は全く何も後悔がありません。
ただやり切ったという思いです。
終わった後は久しぶりというか過去最高の気持ち悪さで食欲が全くない半日でした。
心拍数のデータもラストで197bpm。
25歳だけどまだまだ中身は子供なのか..な。笑

翌日の月曜日は午前中寝たら回復して、1時間サイクリングへ。
筋肉的な疲労はあるものの思ったよりいける感触でした。
まだ全日本への気持ちのスイッチは切れてないようで、ホッ。

レース後二日目の今日は怪しい天気ながらも近くの周回コースで70km。
後ろからは車の父の追走..
途中から雨が降ってきて、でも逃げられない。
やるといったからには絶対やる父の性格は知っているから諦めて走ること、
登りのポジションと下りのスピードに意識をおいて最後まで。
ペースペースだったけどまあまあアップダウンのあるコースなので
ほどほどにお疲れ。.
レース前といっても父がやるころには意味があるのだろうと信じて、
残り2日間を大切に過ごしたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

午後はお気に入りのマッサージ「ほぐしや」さんでリフレッシュ。
雨でじめじめ気持ち悪いけど、身体も整って、あとは心を整えるだけ!

今回の全日本はラストという思い、これまで以上に魂をこめて臨みたいと思います。
応援、よろしくお願いします。

2018年6月19日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : yumiko

思い出の修善寺にて

5月20日、修善寺カップのロードレースへ参加してきました。

前日の早朝出発での長距離移動でした。

脚を上げたり動かしたり、コンプレッションウエアをつけたり色々対策はしたものの

やはりパンパンに..

お昼過ぎに海岸線を少し乗りましたが、脚が・・

それでも天気も良く、風も心地よく、気持ち良かったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夜は2014年のインカレで両親が食べたという「だいちゃん」の絶品のうなぎを食べに。

とろける♡!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして明日の準備を済ませて21時過ぎには爆睡。

ボトルの配合は数年前からスポーツドリンクではなく、自作ドリンクに。

最初の頃は塩分の入ったはちみつレモンを水で薄めたものを。

最近は糖の吸収の面から、2種類の糖(フルクトースとマルトース)を使い分けています。

フルクトースは吸収速度が遅くマルトースは早いため、

前半はフルクトース、後半はマルトースメインにしています。

そしてクエン酸、BCAAを混ぜて完成!

今のところ、濃すぎず薄すぎず飲みやすい配合になったのでOKかな、と。

何が良いとかはっきり分かるものではないけど、「科学的根拠と自分が良いと思うこと」

この両方がある程度あれば十分だと思っています。

「思い」ほど強い力のあるものはないと思うので。

 

当日の朝は昨日と打って変わって少し肌寒い。

会場では早稲田の後輩たち、OBの方と久しぶりに。

初めましての子の方が多くなってちょっとさみしい一方で、

可愛かった子が立派な先輩になった姿にはちょっと感動。

 

レースは5km×8周の40kmでした。

ペースが速いことはなく自分でペースを作ることを考えて走りました。

ただ今日は以上に身体が重い。

こういうときがたまにあるのでその対策をあらかじめしたいと思うものの難しく..

登りではすぐ脚がぱんぱんになり、ダンシングでとうにかこうにか乗り切る感じでした。

ラスト1周までは耐えられていたものの、

ラスト1周に入るゴール前の登りで千切れてしまいました。

前を追いかけゴール直前で先頭3人を捕らえたものの、

最後踏ん張る力はなくそのまま4位ゴール。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この身体の重さを感じるとき、頭では色々考えられる余裕があるのに、

もうキツい苦しいが最初にきて、追い込むことができない。

原因は「ホルモン」の関係なのかと最近色々と模索中。

学生時代は身体のことなど何も考えないでただ酷使してきて、

でも若さでどうにかなってたけどそろそろ突っ走るだけではいかなくなったような。

スポーツで強くなれるなら男みたいになりたい、女じゃなくてもいい、

なんて思ってたけど今は違う。

向き合わない方が楽かもしれないけど、目を背けていてはダメだから、

自分と向き合おう、身体と向き合おうと。

自分の身体なのに本当にむずかしいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんだかんだありましたが、帰りは三木SAで神戸六甲牧場のソフトクリームで満足。

「ピスタチオミックス」を食べましたが、これが最高!!

本当にこれまでで一番おいしいと思ってしまいました..笑

 

今度の日曜日はさくらおろち湖でのレースに再び出ます。

全日本まで1ヶ月、全力でぶつかりたいと思います。

 

 

 

 

2018年5月21日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : yumiko

身体の感覚

昨年から実家岡山に戻って自転車生活を送っている私ですが、

その練習はロード練習だけでなく、サーキットトレーニングというものも取り入れています。

オフシーズンはウエイトトレーニングを週2日おこなっていたのを、

シーズンに入ってからは週1日にし、代わりにサーキットトレーニングにしています。

この狙いは、筋力をより実践的、使える筋力とすることです。

ハードルジャンプ、


 

 

 

 

 

 

 

 

ミニハードル、


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メディシングボール、階段上がり、

バービージャンプ


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

を休憩を挟むことなくジョグでつないで3セット行います。

スピーディーに行うことで瞬発的な力と持久力を身につけます。

ただ、早く行えばよいというものでもなく、正しいフォームで行うことが重要です。

ハードルジャンプは特に日によって善し悪しの感覚が分かりやすい種目で、

地面を蹴っても跳ぶことはできるのですが、そうではなくて地面反力を利用して上に上がる、

バネが上手く使えることが大切になります。

不思議なことに、このバネが上手く使えたときは身体がとても軽く感じます。

腕を上に振り上げてとか、膝を高く上げる感覚を

自分なりにキャッチすると上手く跳べることが私の場合は多々あります。

反対に、上半身が重く感じるときは上体が上手く乗れていない、

重心がずれていることが分かります。

知識として頭で色々考えるこも大切ですが、

一番はなにより、出来た!という感覚を実感すること。

これを味わえたとき、トレーニングに喜びを見いだせるし、

自分の成長を認めてあげることが出来ると思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2018年5月4日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : yumiko

1年ぶりの「さくらおろち湖」

4月29日、一年ぶりのさくらおろち湖ロードレースへ参加してきました。
今回は前日の28日出発で全日本の益田のコース経由でした。
島根県ということで近いと思ってましたが、なんだかんだ3時間半。
早朝出発だったので午前中には着いてコースの下見ができました。
予想以上の田舎に圧倒!!
コースは、スタート後本当に直後にある長い登りを目の前にアップのことを色々と..。
1周14.2kmコースの前半7kmはほぼ平地がない感じ。登って落ち着いて登って、                下りもあるけど登りメインのコースでした。
勾配があるところは少なめですが、忍耐力が必要かと。
下りもスピードが出そうなところや、狭いところ、コーナーが急なところ、                  ブレーチングがあるところなど、
私が走った全日本の中で一番、ロードレースらしいというか、                      単に走るだけではダメな感じのコースでした。
下りで意識的に緊張してしまう私は、前半は身体も頭も休めるところがなさそうな…
実走は2周しましたが、1周目はコース確認、2周目はレースを想像しながら感覚を大切に走りました。
注意する場所、勝負所なども考えて。
前半かなり登った分、後半は下りメイン。後半少し休める?かな..
ここを9回も回るのか、と思うと脚が削られるレースが想定できます。
でも逆に、日頃の練習でクヨクヨしてられないな、と。

試走を終えたら、そこからさくらおろち湖へ。
同じ島根県なのに案外遠い…これまた3時間ほど。
前と同じ奥出雲多根自然博物館へ宿泊。安いし、温泉に入れるし、食事もおいしいし満足です。
18時に食事で、すること済ませて時計見たら20時。
でも朝4時起きでフル活動だったからか眠い…我慢する必要もないので寝ました 笑
早くねすぎたので早く目がさめる心配をしていたのに時計を見たら5時半。                 こんなにぐっすり寝たのは久々です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まだ寝られる..という感じでしたが、7時前の朝食のため起床。8時前に会場へ出発しました。
10時スタートのレースで、今回のアップは1時間前から20分身体を徐々に目を覚まさせていく感じで。
クルクル回しながら少しずつ負荷を上げて行って、
レース25分前から10分ほど少し負荷、回転高めで心拍を上げておく意識で。                なんだか行ける!感じになってきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

スタート後4kmで正式スタート。
前回出たときは4月のレースで先導車がなかなか良いペースで、
アップアップなりかけてた記憶があったから心してたけど今回はスロー。ほっ。
下りで千切れないこと、できるだけ集団についていくこと。
1周目はなんとか耐えれてゴール地点までそのまま戻ってこれた。
でもやっぱり2周目の登りでペースアップされて千切れてしまった。
ここで切れてはダメだなと振り返ると思うけど..。
意地でもついて行ってたらまた違うレースになってたかもしれない..
でも今回は一人旅になることはなくかった。
千切れそうになっても食らいつく、
登りも頂上はもちろんその先の下り入り口まで耐えてを意識してやったおかげ?か。
登りの軽さはまだまだ戻ってはないけど、
先週のもみじロードの時の身体の重さからはだいぶよくなってて、思ってたより動いた気がする。
下りもコーナーも冷静に、でも戦闘モードで行けば、                          いつからかビビりになってた私も意外と行ける!
タイム的には去年とあまり変わってない1時間51分台..ショックもあるけど、
ローテにも入れたし、コーナリングが分かってきたし、
登りの頂上でホッとするのではなくその先まで、もできたし。
できたことを数えていけば身についてることもあるな、と。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴール前500mの登りはやっぱりもがけない、苦しいけどやり切れたと思う。
色々頭で考えていて行き詰まってたこの頃。
ただ「今日は終わったときに自分が満足できる走りを」とのスタート前の言葉に、
今日は素直に受け入れられて、結果とか関係ないからと、思い切って走れた気がする。
自分なりのスイッチも入った。
今回は辛いとか、登りがきたとか、変なことに頭が行くことがなく、あっという間の5周だった。
ただゴール前は、登りゴールきついんだよな..しっかりもがけるかな..とか、
邪念の方が大きかった気がする。
あと勝負に足りないのは、これが「よし行くぞ!」で頭が満たされるようになることだと思います。
苦しさに勝つ、自分の弱さに勝つで全日本へ向けて..!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

父と二人での遠征は色々サポートしてもらって感謝。
父だから甘えてしまうこと当たってしまうこともあるけど、一番の理解者であることには変わりない。
やり切ろう全力で。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

帰ったら母の手作りピザが待っていて。これまた幸せを実感した1日でした。
疲れたのは変わらないけど・・

2018年4月30日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : yumiko

3月17日 チャレンジロードin播磨中央公園

5時、播磨中央公園へ向けて出発。寒い..車の中で朝食食べて、7時ごろ到着。

初めての150kmレースということで気が重いのか、開き直ってるのか?

どれくらいのペースでいけば持つのかも分からず、探りながらのレースでした。

スタートしてすぐ登り。先頭ペースで行ける!?かと思ったけど

やっぱりプシューと途中で切れてペースダウン。

そこからは同じくらいの人と一緒に。

コースは最初の長めの登りを登って平地下り登り、

そして案外、距離は短いのに風がキツかったりで最初の登りよりもキツイ坂があって

後はスタートゴール地点へ下り基調。

1周3kmなので50周というわけのわからない周回数。

今自分が何周したのかもよく分からない状態でした。笑

前半は何が何だか分からない状態でただ前を進むのみという気持ちでスイッチが入っていた気がしますが、

途中、あと22周というアナウンスがあり我に帰ったというか..

あともうちょっとと思えたのは一瞬で、よく考えるとまだ半分ある..泣、

この辺りで身体はバキバキだし気は遠くなるし、意識朦朧としてくるし、

エネルギー補給必要に感じるし、色々と余計なことを考えるようになってました。

そしてもう辞めたい、と思ってしまった・・・

でもタイミング良くスタート地点を通過する時に、

私のこれまでの戦歴やら今年の全日本のことやらをアナウンスしてくれて、

嬉しいものの、やめられないじゃないかー笑と。心は泣きそうに。笑

でも何人ものジェントルマンに前を引いてもらい、5時間14分台でゴール。


ラスト10周から気合いを入れ直して、3周は一人でTTのつもりで追い込み。

出し切れた?のかな。

長過ぎて疲れがすごすぎて脚や腰や喉や、よく分からないけど、精神的には鍛えられたと。

でももう二度と嫌だと思ってしまう笑。

それにしても普通に150km以上のレースがある男子はすごいな..タフだと改めて感じました。


疲れたー状態だったけど、長時間応援してくれた両親にも感謝。

そしてお疲れ様の焼肉にも連れてってもらって。

直後は気持ち悪いとか思ってたのに好きなものならペロリでした。笑


2018年3月18日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : yumiko

3月11日 西チャレ

2周という短いレースのため、長距離型の私はじっくりアップをすることに。

2時間ほど前からストレッチや軽く乗りに行ったり、

30分ほど心拍160程度までローラーを回したり。

寒いと最近は1時間弱ほどアップに時間がかかるのに、

気温が高かったからかこれくらいで良い感じでした。

レッグなしでも大丈夫、良い感じに汗が流れる天気の良さで、モチベーションもアップ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アップも上手くいってスタートのみのはずが、

前をスタートしたジュニアクラスで落車発生。

スタート時間がだいぶ遅れることになりアップ効果消えたかも..

 

スタート後から結構なペース。早い・・・

身体が温まっていないとハイペースに身体が追いつかないことがよくありましたが、

アップからかなり時間が経っていたにもかかわらず、

今日は気温が高かったおかげでなんとか。

それでも脚はパンパン。

序盤からアタックしたり積極的に前を引く予定だったけど、その余裕はなかったです。

唯一できることは登りでペースを落とさないようにしたり、若干ペースアップを図ること。

登りの軽さはないけど、ダンシングで耐えること、パワーはついてきた感覚が。

そして1周目の後半の段階でローテに入るのは

根岸選手、伊藤選手、私を含めて3名のみでした。

2周目は3人になり、筋肉のダメージは大きいけど

「勝負はここから」と自分に言い聞かせて気合いを入れて。

平地下りはできるだけ踏まないように脚を残して、登りではペースアップを図りました。

ちぎることはできなくてもできるだけゴール前に向けてダメージをと思い、

苦しいけど耐えるペースで行きました。

三段坂のとこでこのままゴール勝負?と思ったけど、トンネル抜けて先頭交代したところ

根岸選手がペースダウン気味、そして伊藤選手も限界そうだったので後方からかけてみました。

後ろを伺うのではなく、逃げるつもりで。

相変わらずのヘナチョコダッシュだったと思うけど、

とりあえず行ける限り行ってみようと思ってひたすらダンシングで踏むふむふむ!

これまでのパターンだと後ろに着かれることばかりだったので

背後が気になってしょうが無かったですが、

登りは確実に自分の方がいけると信じて限界ギリギリを突き進みました。

後ろの気配ない!?と少し感じ、

100mほど行ったところで後ろを確認して離れてるのが分かったら、

ここからはTT、全開で踏みました。

最初、バイクにタイム差15秒と言われ

どれくらい離れているのか不安だったけど前に進むのみ。最後まで諦めない!

毎度おなじみのゴール手前のラストの登りで母からの「ゆみこちゃんコール」(笑)をもらい、

ゴールラインへ一直線。

 


 

 

 

 

 

 

この直線が長い..そしていつももがけないから苦手意識も少し..。

ジュニアの男の子に抜かれながらも最後の力を振り絞る。

ギアを重くしてと思ったもののやはりインナーから切り替えることは出来ず、

最後までもがき切れずゴール手前で座ってしまったけど、

男子ジュニアと同時ゴールで勝ったのかどうなのかという状態で喜びも半減だけど、

出し切った!

タイム44分04秒、2位とは34秒差。

21分台で回れたら..と思っていたので現段階ではg00dかと。

 


 

 

 

 

 

 

シーズンインし、全日本までのカウントが始まりましたが、

レースひとつひとつを大切に、

頑張ってくれている身体に感謝、応援してくれる人に感謝、バイクに感謝。

これまでやみくもにやってきた気がするけれど、

競技に対してようやく決心がついた、吹っ切れた今日この頃。

やり切ると決めたからか、レースに対しての気持ちも変わった気がします。

頑張る、勝ちたいと思っていても果たしてそれが本物だったのか..

「勝つ」本当の意味。そこへのプロセス。

今年は一皮抜けた自分が出せたらと思います。

 

 

 

2018年3月12日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : yumiko

2017年→2018年

恥ずかしながら、修士論文などなどのストレス食いで体重が10kg弱増えた2017年冬。
自転車での登りはパンクしたのか?というほど重く、
ランニングはダイエット中のおばちゃんのように汗をかき…
アスリートとは程遠い身体となっていました。

3月から実家でのトレーニングがスタート。
初めて「食べたらダメ」というストレスを味わいました 笑。
それでも全てをリセットして競技生活を再スタートするという思いで、
1時間→2時間→、、、とロード練習の時間を徐々に伸ばしていき、
減量と基礎体力づくりをしていきました。
一人で練習へ出ると強度を上げるということが難しく、淡々と走るのみでした。
それでも週1回、チクリ・ピオニエーレの藤原さんが練習に付き合ってくれ、
週によって調子の波が激しいながらも全日本選手権までパフォーマンスアップできました。
ただ、全日本では初めて全日本へ出場した大学1年生の時以来のDNFとなり、悔しい情けないの一言でした。
頑張ったのに..
色々な思いが溢れましたが、冬季のオフトレやウォーミングアップの重要性を実感しました。
急いで結果を求めてはダメなのだけど、
気持ち的には結果として成果が見れないと不安になるのが正直なところです。

その後、初めて2ヶ月間ベルギーで生活するという機会を中田さん、和田さんにいただきました。
英語、コミュニケーション、バイクテクニック、平地の力、石畳などなど色々とぶつかりましたが、良い仲間に恵まれ、乗り越えられたと思います。
集団走行がニガテな私、ゴールスプリントでビビる私に、
自分に自信を持って、遠慮してはダメといつも言ってくれたマーク。
素質はあってもメンタルが無ければ勝てない、
君はその素質はあると言ってくれたマーク。
最初はなんでもズバズバ言ってくる外国人の性格が私の心にグサグサ刺さっていましたが、
少しずつその愛情に気づくことができました。
もう少しいたいな..そう思わせてくれる人、まち、レースなどでした。

9月には帰国し、そこからレース続きでした。
ベルギーで得たものは書き尽くせないほどありますが、レースに臨む気持ち、自転車に乗る楽しさ、「自信」とは..など多くの収穫がありました。

その後10月の輪島ロードレースで今年初の優勝を飾ることができ、
久々に勝つときのあの何とも言えない幸せな感覚を味わうことができました。
また11月には初めてツール・ド沖縄へ参加し、
力足らずではありましたが、集団スプリントでてっぺんを取ることができました。
これもまたいつぶりか…という気持ち良さでした。
人というのは不思議で、
小さい頃は短距離走など走ることが大好きで負けず嫌いで、リレーでは絶対に一等賞を取る!と張り切っていた子供でした。
高校生から始めた自転車競技でも短距離が好きで、ロードとか中距離とかは大の嫌いでした。
しかし、大学に入って男子とロード練習に行くようになり徐々にロードよりの身体、能力へ。
そうなってくると瞬発力はあまりなくなり、みんなから持久力はあるけどスプリントがね..と言われるように。
何でみんなに、ないないと言われなきゃいけないのか、と思いながらも、
自分でも知らず知らずと、スプリント力はないから独走に持ち込まないと勝てない、
スプリントでは勝てないというイメージを作ってしまっていました。
また、この力を克服する!と思いながらもそのようなトレーニングがきちんとこなせていなかったようにも思います。
得意なものではそれをさらに向上させるためにしっかりトレーニングを行うけど、
欠点となっている部分は練習をするのも気持ちのスイッチが必要で、
苦しいことだからなかなかやりたい、やろうとは思えない。
でもこれを克服しなければ更なる上にはいけない。
どんなに、もともとスプリントの力があったのだからと言ってくれる人がいても、
自分がそれを受け入れて、自分の力を信じて練習に励み、レースに臨まなければ意味がない。
ようやく今年、本来の自分の負けず嫌い、図太い根性などを再び感じつつあります。
みんなが無理だろと思っていることをやってやる!
こんな楽しいことはないだろと思う今日この頃です。

また、身体の方も膝に痛みを感じたりするなど、回復力が学生時代より下がっていることを痛感しています。
ウォーミングアップ、ストレッチ、アイシング、マッサージなどのケアの重要性。
年齢を重ねて感じる身体の疲れや違和感は決してマイナスではなく、
今まで気づかなかった気づきを与えてくれたり、考えさせてくれるきっかけになっているとも思っています。

まだいけると思える限り、思ってもらえる限り、突き進みたいです。

私を信じてくれている両親、
支えてくれている中田さん、和田さん、
共に夢を追いかけてくれる藤原さんたちに感謝して、
2018年はもっともっとエキサイティングな年にしたいと思っています。
みなさん、どうぞよろしくお願いします。

2017年12月31日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : yumiko