10月21日 ジャパンカップ

今年もジャパンカップが終わりました。
本当に1年があっという間です。

レースはあいにくの雨でしたが、
今回久しぶりに計画通りにレース前の時間を過ごせました。
余裕を持って早め早めに行っていると、
ぴったり正確には進まないためか、
結果的に予定通りに進んでいました。

雨で気温が低いこと、レースは30kmちょっとという短めなこと、スタート後すぐに長くはないけど激坂が始まることから、入念なアップを行いました。
ストレッチ、ローラー、実走、ローラー、そしてスタートへ。

最初のローラーは脚の筋肉が重い感じ。
特に左脚のカクカクが気になる。
引き上げ動作が上手くいってないようでした。
でも我慢してインナーでクルクルひたすら。
いつもなら25分あたりから動きが良くなりますが、この日は少々イマイチな感じでした。
それでも後半は回せるようになって、ラストは負荷を少し上げて心拍を少し上げて気持ちよく汗をかけました。
その後サインチェックを済ませて、起伏のあまりない場所を走りました。
追い風、向かい風、下ハン、スプリントなど色々な状況で行いました。
気合いは入ってるつもりでしたが、
身体がスッキリしない、重い感じがあり、少し自分に対してイラっとしたり..
最近、身体の調子がイマイチでホルモンの関係とかもあるのかなとおもったり。
なかなか体調が上手く合わないものです…

それでもアップのおかげで、スタートが寒いこともなく、身体が動かないこともなく、
最初の登りも良い感じに入ることができました。

予想通り、ペーサーは金子選手でした。
ただ、私が予想していたハイペースではなかったため、途中で前に出てペースを上げました。
それにより、金子選手、大堀選手、中井選手、私の4人になりましたが、
また金子選手が前に出てさらにペースアップ。
せっかく優勝争いのなかに入れたのに、そこでちぎれてしまいました。
身体が先にやられて追い込めなかった気がします。
気合いもあったし、アップもできていたし、行ける!と思って走っていましたが、
予想以上に身体が重かった…動かなかった..
悔しいです。

1人になって下りきって、後ろから集団が来るのが見えたので、追いつくためには待った方が良いという判断をしました。
ローテーションしながら2周目の登りへ。
ここでも自分がペースを上げる気持ちで臨みました。

ここで西選手と2人に。
下りがニガテ意識のある私ですが、テクニックのある西選手の後ろでスムーズに下ることができました。
コーナー手前でのブレーキかけ方、、後ろでまだ早いのでは⁇と思う私はまだまだブレーキのかけるタイミングが遅いようです..
下ってから中井選手に合流し、そこから3人でゴールを目指すことになりました。
ラスト、コンビニのコーナーを左折しての登りで前に出てそこから後ろは交代してくれず先頭のままゴール前まで。
この辺が下手くそなのか..
500m辺りから中井選手が後方からアタックし、その後を西選手がマーク、
私は全く反応できなかったです..
勝てないことが見え見えでしたが、自分なりに最後までもがき切る!でゴールしました。

後から思い直すと、登りでもう少し踏ん張れば..なんで最初、金子さんについて行けずに諦めたんだ..どか気持ちが弱かったと思ったりしましたが、
心拍から見ると最大は190以上になってるし、平均も170bpmくらいになってて、
追い込めているとも考えられるけど、こんなに上がるのはコンディションがどうなのかとも思ったり。
今回も色々と思うこと多い遠征となりました。

レースが終わってすぐに帰路につきましたが、家に着いたのは翌日の2時ごろでした。そそれでも台風の影響もなく無事に帰れて良かったです。

応援、サポートありがとうございました。
今週末28日は実業団の群馬ロード、29日は広島のもみじサイクルロードとハードスケジュールです。

2017年10月24日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : yumiko

10月14、15日 大分クリテリウム&ロードレース

今回も母との遠征でした。
大分は初めてでしたが、素敵なところでした。
クリテリウムの前日13日の午前中に出発してて、
到着後に大分川沿いを30分ほど走りました。

移動中はずっと雨でしたが、
良い感じに止んでくれていました。
回した感じ動きがかなり悪いような..
筋肉痛ではなくペダリングの方です。
あとは膝下がすごく怠い感じがありました。
ラスト数本、軽いギアでもがきましたが、
最初は側から見たら醜いだろうと思えるほどの悲惨さ。
へっぴり腰のようなペダルに体重を乗せられない..もがけない..
久しぶりにバンクからかけ下ろす時のような状態でした。
それでも2本、3本とやると身体が動き始め。気持ちよく回転アップできました。

夕食はホテルのおじちゃんオススメの「炉ばた焼 としね」へ。
お刺身の特盛は絶対!ということだったので注文。
前回の輪島でもそうでしたが、
鮮度バツグンでとろけました。

あとは大分ということで鶏肉料理をいただきました。
鶏のタタキは初めてでしたが、なんだかお刺身のような感じ。美味しかったです。

翌日、クリテリウムは本当に駅前‼︎
岡山では絶対に考えられないな..と思ってしまいました 笑
1.1kmを15周のレースでした。
序盤、何度かアタックがあるものの吸収され
ペースも上がらない感じ。
5周目あたりでアタックしてそこから後ろと7秒差を常にキープしながらラスト3周目の途中まで。

吸収された後も逃げを試みましたがダメ。
みんなラストに備えていることは分かってる、でもそんなのは私にとってはレースに来ている意味がない。
ゴールスプリント、ギアを上げてもがいたけどもがけていない…
もう脚がない、というよりは単なるスプリント力のなさ?
逃げて疲れてなかったということはないけど、これくらいでスプリントも出来ないと意味がないと思いました。
終わって、みんなに泳がせとけばいいんだと言われ、分かってたけど正直悔しかった。
これを振り切れるくらいの独走力をつけたい。つける!

2日目のロードレースは雨。
朝から土砂降りand肌寒い日でした。
14時前のスタートだったので会場でかなり待機。
雨なので車の中で過ごしました。
本来でも4km8周の32kmというロードレースとは言いがたい距離でしたが、
スタート前に6周に変更..と。
ショッキングでしたが、その中でできることを、と。
アップは入念に、と思っていましたが、
雨などもあり思うように出来なかった気がします。
2回目のこと知ってる場所では心の余裕があり計画通りに行いやすいですが、
「初めて」のことはなかなか順調にいかない.. 慌てないように準備したり余裕を持って行動したり..それでも難しいな、と。←課題

今回のコースの勝負どころはスタートゴール地点へ向かう登りくらい。
予想通り、毎回そこでアタックがあったり、他は割と休めるので数百メートルのその登りのインターバルという感じでした。
そこだけ耐えれたら..
短めの勾配もあまりない、どちらかというと筋力が必要な坂道で、
全身の筋肉が苦しい..でも声援をもらって限界を突き破る!そう思ってペダルを踏み続けました。
しかしラスト2周のところで樫木選手に着いて行けませんでした。
最後まで追いかけたもののダメで、ゴールスプリントも3着の4位フィニッシュでした。
終わった後は少々、放心状態というか久々にこの疲労感をレースで感じました。
筋肉へのダメージが私には一番応えるようで..
雨は降っていたものの土砂降りまではなく、有り難かったです。

ちゃんとローラーでダウンして、帰路へ。
今回も多くの人の温かさに助けられた遠征となりました。

次は今週末のジャパンカップです。
本当に1年が早い..

今回もスイーツは忘れてません 笑

2017年10月17日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : yumiko

10月8日 第10回 JBCF 輪島ロードレース

今回は高校生以来の母との遠征でした。
輪島の会場まで家から7時間ほど。
今まで車移動の時は眠気と闘いながらぼーっと座っているだけの楽ちんでしたが、
今回は自分も運転しないといけない、初めてのルートのため道を確認しながら行かないといけないなど、
ドキドキの移動でした。

5時出発で眠いとか疲れたとか少しは感じましたが、
人間というのは集中する時、スイッチが入っている時には
だるさなど吹き飛んでしまうんだ…というのを実感しました。
長い移動でしたが、交代交代の運転でなんだかあっという間、
そして日本海など景色も良く、プチ旅行気分を味わったようにも思います。

輪島のコースにはお昼には到着し、2周一人で試走をしました。
昨年も走っているのでどのようなコースかは認識していましたが、
3kmちょっとのスタート後の登りはいつ登っても長く感じました。
数日前から体調があまり良くなく、前日も左脚が特に力が入りにくい感覚でしたが、この日もそんな感じ。
そしてむくみもあり、身体も重い感じでした。
登りはシッティング、ダンシングでコンディションやポジションの確認をし、
下りは路面やラインの確認、
平地は下ハンを持ってのペダリングなどを確認し、
基本は重いギアは踏まずにくるくると回すようにして走りました。
横風などが強いイメージがありましたが、今回は風がなく気持ち良く走れました。

夜は20kmほど離れたペンションの「クロワッサン」というところに泊まり、
豪華海鮮の食事をいただきました。
まず目に飛び込んできたのが蟹!!!
ほかにもサザエやししっぽという珍しい魚、アジ、甘エビ、いしる鍋など
一年分のご馳走を食べたような気分でした。

翌8日は朝5時に出発し、
朝食を食べてウォーミングアップを。
ストレッチ、ローラーで身体のコンディションチェックをしながら心拍を上げて行きました。
最初はやはり脚がダルい..
でも回す回すで少しずつ動くようになりました。
いつもなかなかウォーミングアップが上手くいかない私ですが、
今回は自分なりにレースへ向けて心、身体を共に高めていきました。

8時05分にレースはスタートしました。
スタート後すぐに始まる3km以上の登り、
これが今回の勝負所となるため気合いは入れていましたが、
予想以上にみんなハイペースな突っ込み…
行けないペースではないけれど、少々不安を感じたり。
でも私が前に出てからは私の前に出る選手はおらず、
ペースを落とさないように、苦しいけど耐えて耐えてで先頭を行きました。
苦しいけど、後ろもちぎれない。
結局1周目は3人で頂上を通過しました。
2周目、同じように先頭で突っ込みました。
自分の限界ギリギリペースで登っていると1人、2人と千切れていきました。
苦しい、酸欠のような感じで目の前が真っ白になりかけたり、筋肉がパンパンになったり、
シッティングだとペースが落ちるのでペースを保つためにダンシング。

頂上で後ろとのタイム差は20秒でした。
その後、下りと平地があり、
タイム差が縮まらないように必死に踏みました。
後ろとの差35秒、45秒あたりでペースを刻み無事に最初にゴールラインを切ることができました。
後ろから来るのではという恐怖は最後までありましたが、
ゴールが近づいてくるにつれて「優勝」が見えてくる嬉しさを久々に味わうことができました。
ゴールの時、素直にとても嬉しかったです。
幸せでした。

2周目の登りで、どなたかはわかりませんが「ラストだからそのまま思いっきり行け!」という声が聞こえ、
また2km地点辺りで母がいつものように「ゆみこちゃーん」(笑)と応援してくれて、
スイッチが入ったように思います。
レース前にはベルギーでお世話になったMarcから自信のない私にいつも言ってくれていた「君はできる!自分を信じて」とメッセージをもらいました。
なかなか殻を破り、実力を出し切ることができていなかったここ最近の私ですが、
競技を始めた当初の何もごちゃごちゃ考えることなく、ただただ全力投球だった自分を思い出しました。
何が怖いんだ、やってみないことには勝利の可能性もないんだ、やってみて初めて勝つか負けるかの勝負になるんだと感じました。
今回も苦しい場面が多々ありましたが、
苦しいのはみんな一緒。
苦しい時にどれだけ頑張れるか、耐えられるかがレースだな、と。
そのための練習を日々やっている。
今回も一瞬そういう思いがフッと頭に浮かび、
まだいけるまだいけるで突き進めたように思います。


photo by HP of JBCF

今年25歳を迎える年齢となり、これまで以上に将来のことなど色々と考えるようになりました。
一般的には社会人として働いている、自立しているのが当たり前。
いろんな方にサポートしてもらっているのに今年は全日本も完走できておらず、
これといった成績が全く残せていない…。
こんなので自分は好きなことだけをしていて良いのか、と思ったりもしました。
正直なところ、「レースで勝つ」ためにトレーニングを行う、自転車に乗ることは自己満足の世界です。
しかし今回、私の喜びを分かち合ってくれる人、「おめでとう」のメッセージをくれる人、
まだまだ選手として未熟な私の周りにもこんなにもたくさんの応援してくれる人がいるということを感じ、
頭でごちゃごちゃ考えることよりも、「今」させてもらえる自転車と本気で向き合おうと思いました。
そして自分の良さってそこにあったようにも思います。
まだ行けると思える限り、自転車を極めたいと思います。
今シーズンも残りわずかですが、どうぞよろしくお願いします。

【輪島ロードレースHP】
http://www.jbcf.or.jp/races/20171008_id=14851

2017年10月11日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : yumiko