11月18日、
数ヶ月ぶりにチクリ・ピオニエーレのお客さんに向けてセミナーを開催しました。
ブランクがありドキドキ。
6名の方が参加してくれました。
これまでは体幹トレーニングの基本の「き」をやってきましたが、
今回は基本もちゃんと抑えながら発展させてメニューをみんなで行いました。
どんなに難しいことでも「基本」が大切。
基礎が出来ていないと難しいことは見た目のカタチは出来ても正しくは行えないので、
退屈に思われるかもしれないことも最初にやっていきました。
頭に入れておくことは、
①身体の骨格(アライメント)を認識する
②使う筋肉を意識して動作を行う
そして体幹トレーニングを始める前に重要な、身体の内を感じるための腹式呼吸。
・立位
・仰臥位
・座位
この3つでニュートラルな姿勢と息の送り方、腹圧の高め方を確認しました。
次に体幹部のストレッチとして四つん這いからの背中を丸める動作と反る動作を行いました。
反る動きは苦手な人が多いようで、固まりやすいんだなやっぱりと実感しました。 ここをほぐすというか動きやすくする、動かせるようにするだけでも 疲れとかパフォーマンスが大きく変わりそうだとも思いました。
ここまではスローな動作で、さらに腹式呼吸で副交感神経が優位になったのか
皆さん少々眠たそうな・・・笑
でもここから目の覚めるというかキツいトレーニングの始まりです…
内容は体幹トレーニング6種目をサーキットでやるというもの。
一つひとつを丁寧にやればそれだけでも十分に効いてきますが、
様々なポジション、動作での体幹の保ち方や使い方、持久性を高める目的で行いました。
皆さん、運動をされている、そして身体に対しても意識を持っている方々なので 基本のフォームはだいたい出来ているようでした。
それでも、基本のプランクでお尻が上がっていたり、左腰が落ちていたり、腕で支えてしまっていたり。
それぞれにやはり特徴というか改善点があるようでした。
6種目終わった後は始まる前の表情とは打って変わって、トレーニングをした!という顔に 笑
少々レベルが高すぎたようにも思いますが、一生懸命取り組んでくれて感謝です。
その後にペダリング動作の方へ移り、立った状態での脚の上げ下げを行い、 踏むときと回すときの「膝」の動かし方の違いを体感してもらいました。
それから実際に固定ローラーに乗って動きを意識しながら乗ってもらう。
負荷をかけたりかけなかったりしながらやってもらいました。
繰り返し練習して体得する必要のあるペダリングの感覚を言葉で伝えることの難しさを感じました。
もっともっと自分でも考えて良い伝え方を見つけなければと思います。
26日には第2回を開催します。
次回はさらに良いものができるようにしたいと思います。