2017ツール・ド・おきなわ

今年は初めてツール・ド・おきなわに参戦しました。
母と2人、飛行機→レンタカー移動ということもあり、事前にスケジュール表を作成して向かいました。
朝、伊丹空港を出発してお昼に那覇空港に到着しました。

天気を心配していたものの、沖縄は曇り空で気温も暑過ぎることもなく良い感じでした。

「受付を済ませて試走をする」というのがこの日のメインでしたが、
まずは腹ごしらえ、ということで木灰そばで美味しい「とらや」というお店へ行きました。

過去の経験から沖縄そばはお店によって当たり外れがある印象がありましたが、
今回はあたり!
母と2人、本ソーキそばを注文しました。

麺はコシがあり讃岐うどんを思わせるような…、私好みの硬さと弾力でした。
スープもあっさりしており、普段飲まない私でも飲み干せそうなほどでした。
お肉はホロホロで脂っこくなくペロリといただきました。
時間帯が良かったのかお客さんも多くなく、時間のない私たちには有り難かったです。

そこから受付のある名護市の21世紀の森体育館へレンタカーで。
初めての沖縄ドライブ!でしたが、あいにくの天気で青空やきれいな海は見えず・・
受付が終わってスタート地点から少し試走をしてコースの後半は車で見るという計画でしたが、
予想外に時間が押していて時間的に無理そう…ということでラスト15km地点あたりからゴールへかけて試走をすることに。
少しでしたが、凝り固まっていた身体が少しほぐれ、気持ちよく回せたように思います。

そんなこんなでホテルへの移動は真っ暗。
運転してくれた母には感謝です。
19時ごろホテルに着き、食事。
このとき異常な疲れが私を襲っており、テンションは↓
しかし、初めて食べた「海ぶどう」に舌鼓しました。

ぐっすり寝たいところでしたが、翌朝は4時半出発ということで3時半過ぎにアラームを(汗)

12日、レース当日の朝は無事に予定通りに出発してスタート地点へ向かうバスのあるオクマリゾートへ。
7時過ぎには会場に到着して判明したことが色々と…。
初めてということで、用紙に書いてある通り、早めの行動でやってきましたが、
バスは何便もあるようでまだ遅くても大丈夫そう。
また、スタート地点へも車で送ってきてもらうことはできたよう。
もしまた出ることがあれば、次は余裕を持ってスタート前を過ごせそうかな、と。

この日も沖縄にしては肌寒さを感じる朝でした。
もぐもぐ食事をして、周辺でアップしてスタート。

今回のメンバーは全日本に近く、人数も50名ほどといつもの実業団とは違いワクワク感がありました。
みんなが話していたとおり、最初の登りはスローペース、その後の海岸線の平地もスピードは上がらず、
次の登りあたりで金子選手がスピードをアップ。
そこで集団はばらけて10名程度に絞られました。
前日、十分に身体のケアができてなかったこともあり、私の脚は四頭筋に力が入ってしまう感じで
少々きつさを感じ、シッティングでの登りが上手くいかない状態でした。
しかし千切れるスピードではなく、下りに突入。
海外でも度々経験した中切れに今回も引っかかり、どうにか金子選手の後ろへ付き前を走るNZの選手と与那嶺選手を追いかけました。
下りからの平地からの登りというスピードが落ちない地形で全く前との距離が縮まらず、
金子選手がオールアウトし1人前を追いかける状態に。
もがいてもがいて、ダンシングで疲れてシッティングになって、でも諦めずにまたダンシングして、
それでも前との距離が縮まることはありませんでした。
途中で中井選手が抜かしていき、前に追いつきましたが私はついていくことができませんでした。
ここで食らいつくことができていれば、また違うレースとなっていたと振り返ると思います。

その後は牧瀬選手、樫木選手、大堀選手、タイのソムラート選手と私でローテーションをしながら走りました。
ペースは徐々に落ちていた!?ように思います。
なぜハテナかというと、私のガーミンは速度、距離が表示されず
どんなにがんばっても0km/hで5km地点で止まっていました 笑
いつもの私なら1人ペースを上げようとしますが、今回もそうしたかったですが、
周りと合わせて走ることを心がけてみました。
この判断が正しかったとはゴール後の先頭とのタイム差からは言えないようにも思いますが。
ペースを合わせる、1人だけ頑張りすぎない、やはり耐えるのはムズムズでした。
ラストゴールまでこのままということも考えましたが、昨日試走したラスト10km地点あたりの最後の登りでアタック。
トンネルを出て右折してもう一つ登るとこまでは逃げ切れましたが、
そこで追いつかれ、また集団でゴールを目指すことに。
しかしそのとき、タイの選手はおらず私を含めて4名でした。
下りきって左折して平地でゴールへ直線。
みんなあまり前へ出ようとしない。
ここでいつもなぜか前へ出てしまう私。
今回も出ていましたが、いつもと違うことは単に前を引いているのではなかったということ。
先頭だからスプリントが不利になるということではない、という以前にアドバイスをいただいていたシナリオに
当てはまるような状況でした。
先頭で引っ張れば疲れる、早くからもがき始めたら風よけに使われるということ、
いつものわたしはまんまとみんなの思うつぼでした……笑
脚に負担をかけることなく先頭を走り、左だけ注意すれば良いように右ギリギリを走り、
500の看板が見えてももがかない、300でももがかない、
おそらく200を過ぎたあたりで後方選手の踏み出す姿が見え、150mあたりからもう前だけを見てもがき始めたように思います。
絶対勝つ、最後まで走りきる!
優勝ではないけど集団スプリントで1着の4位となりました。
スプリントで先頭でゴールする感覚は本当に何年ぶりか・・
昔はこの感覚が大好きで、絶対に最後は負けないと思って走っていたなと思い出しました。
いつからかどこかラストでふっと抜けていた自分がいたことも気づきました。
人の言葉の影響は大きくて、自分の思い込みの影響も大きくて、
それが壁になっていることも多いと思いますが、今回また一つその壁を少し崩せたように思います。

レース後はアメリカンなハンバーガーを「ゴーディーズ」というお店でいただいてエネルギーチャージをしました。
美味しい♡♡

明日15日は25歳の誕生日。
来シーズン、たくさんの人に感動を与える走りができるようにオフシーズンを過ごしたいと思います。

2017年11月14日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : yumiko