4月29日、一年ぶりのさくらおろち湖ロードレースへ参加してきました。
今回は前日の28日出発で全日本の益田のコース経由でした。
島根県ということで近いと思ってましたが、なんだかんだ3時間半。
早朝出発だったので午前中には着いてコースの下見ができました。
予想以上の田舎に圧倒!!
コースは、スタート後本当に直後にある長い登りを目の前にアップのことを色々と..。
1周14.2kmコースの前半7kmはほぼ平地がない感じ。登って落ち着いて登って、 下りもあるけど登りメインのコースでした。
勾配があるところは少なめですが、忍耐力が必要かと。
下りもスピードが出そうなところや、狭いところ、コーナーが急なところ、 ブレーチングがあるところなど、
私が走った全日本の中で一番、ロードレースらしいというか、 単に走るだけではダメな感じのコースでした。
下りで意識的に緊張してしまう私は、前半は身体も頭も休めるところがなさそうな…
実走は2周しましたが、1周目はコース確認、2周目はレースを想像しながら感覚を大切に走りました。
注意する場所、勝負所なども考えて。
前半かなり登った分、後半は下りメイン。後半少し休める?かな..
ここを9回も回るのか、と思うと脚が削られるレースが想定できます。
でも逆に、日頃の練習でクヨクヨしてられないな、と。
試走を終えたら、そこからさくらおろち湖へ。
同じ島根県なのに案外遠い…これまた3時間ほど。
前と同じ奥出雲多根自然博物館へ宿泊。安いし、温泉に入れるし、食事もおいしいし満足です。
18時に食事で、すること済ませて時計見たら20時。
でも朝4時起きでフル活動だったからか眠い…我慢する必要もないので寝ました 笑
早くねすぎたので早く目がさめる心配をしていたのに時計を見たら5時半。 こんなにぐっすり寝たのは久々です。
まだ寝られる..という感じでしたが、7時前の朝食のため起床。8時前に会場へ出発しました。
10時スタートのレースで、今回のアップは1時間前から20分身体を徐々に目を覚まさせていく感じで。
クルクル回しながら少しずつ負荷を上げて行って、
レース25分前から10分ほど少し負荷、回転高めで心拍を上げておく意識で。 なんだか行ける!感じになってきた。
スタート後4kmで正式スタート。
前回出たときは4月のレースで先導車がなかなか良いペースで、
アップアップなりかけてた記憶があったから心してたけど今回はスロー。ほっ。
下りで千切れないこと、できるだけ集団についていくこと。
1周目はなんとか耐えれてゴール地点までそのまま戻ってこれた。
でもやっぱり2周目の登りでペースアップされて千切れてしまった。
ここで切れてはダメだなと振り返ると思うけど..。
意地でもついて行ってたらまた違うレースになってたかもしれない..
でも今回は一人旅になることはなくかった。
千切れそうになっても食らいつく、
登りも頂上はもちろんその先の下り入り口まで耐えてを意識してやったおかげ?か。
登りの軽さはまだまだ戻ってはないけど、
先週のもみじロードの時の身体の重さからはだいぶよくなってて、思ってたより動いた気がする。
下りもコーナーも冷静に、でも戦闘モードで行けば、 いつからかビビりになってた私も意外と行ける!
タイム的には去年とあまり変わってない1時間51分台..ショックもあるけど、
ローテにも入れたし、コーナリングが分かってきたし、
登りの頂上でホッとするのではなくその先まで、もできたし。
できたことを数えていけば身についてることもあるな、と。
ゴール前500mの登りはやっぱりもがけない、苦しいけどやり切れたと思う。
色々頭で考えていて行き詰まってたこの頃。
ただ「今日は終わったときに自分が満足できる走りを」とのスタート前の言葉に、
今日は素直に受け入れられて、結果とか関係ないからと、思い切って走れた気がする。
自分なりのスイッチも入った。
今回は辛いとか、登りがきたとか、変なことに頭が行くことがなく、あっという間の5周だった。
ただゴール前は、登りゴールきついんだよな..しっかりもがけるかな..とか、
邪念の方が大きかった気がする。
あと勝負に足りないのは、これが「よし行くぞ!」で頭が満たされるようになることだと思います。
苦しさに勝つ、自分の弱さに勝つで全日本へ向けて..!
父と二人での遠征は色々サポートしてもらって感謝。
父だから甘えてしまうこと当たってしまうこともあるけど、一番の理解者であることには変わりない。
やり切ろう全力で。
帰ったら母の手作りピザが待っていて。これまた幸せを実感した1日でした。
疲れたのは変わらないけど・・