2ヶ月間のベルギーでの生活、レース、プロ選手との生活によって、
多くのことを自分のものにできた気がします。
何事も、
正しいこと、こうした方が良いこと、こうすべきだと言われることなど、
頭では理解しているつもりでも、
出来ていないことが多い。
体得してこそ本物であると思います。
今回は私が体得できたその一つ、
「水分補給」についてです。
もともと私生活でも水分をあまり取っていなかった私。
ロード練習においても、今もまだですが、
十分には出来ていないのが現状です。
ベルギーでは、レースだけでなく普段の生活、特に出掛けたりする時、
必ずと言っていいほど、「飲み物持った?」と言われました。
車で移動する時、他の選手ももちろん水を持参していて、こまめに飲んでる様子。
そういう習慣が私にはありませんでしたが、
手元に水があると知らず知らずのうちに飲んでるようで。
また、帰国する頃には財布、パスポート、水が必需品になっていました。
そして帰国した今、私の側には水の入ったボトルがあります。
向こうでも、レースでは相変わらず全然足りない!と怒られる状態でしたが、
高強度、長時間のレース後の疲労、翌日の疲労が違う気がする..
これまでは100km近く走ったり、強度の高い練習をした後は疲労がひどく、
翌日の午前中はほぼ死んだ状態。
また、それが数日続くと頭痛や身体の怠惰感が起こり、
寝込んでしまうほどでした。
風邪?熱?と思い、病院へ行って薬を、もらっても効かず、
ただ寝るしかありませんでした。
これにはホルモンなど他の要因もある可能性もありますが、
「水」も関係しているように思います。
体の60%が水分であることからも、
水分不足が免疫を下げたり、
身体の不調を引き起こしたりしていた可能性があります。
そのため、こまめに水分を取るようになって、
トレーニングによる身体へのダメージが軽減されたと感じます。
私のような水分補給がニガテなタイプの人は、取りすぎ?というくらいがちょうど良い場合が多く、
私生活から取り入れていくこともコンディションを良く保ったり、
パフォーマンスを向上させたりすることにつながると思います。
Water improve the performance‼︎