もみじサイクルロードレース 最終戦

沖縄が最後と言っていましたが、本当の最後は広島でのもみじロードでした。

暗い!寒い!

それでも前回が土砂降りだったため、今回はそうでもないように感じました 笑

そして、参加人数は前回と大違いで大人数、

また、私のゼッケンナンバーは「111」という嬉しくなるような数字でした。



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レースは正周りの8周で行われました。

女子の1位ということで先頭スタートさせてもらえましたが、

やはり20~21分台で回る選手のスピードにはついて行くことは無理で、

どんどん抜かされる・・・後ろからくる選手の後方に着くこともできず

半分くらい単独状態でした。

気持ちを抑えて冷静になり出だしを同じくらいの集団で行くことを言われていましたが、

状況的にも難しかったような。

ようやく

後方につけるくらいの集団が追いついてきて中に。

ようするにこの中に最初はいるべきだった!?ということなのでしょうか・・。

最初は集団の後方で息が落ち着くまでおとなしくし、

徐々に回復してきたらローテーションに加わりました。

しかしこの集団はレースにきているという感じが全くせず、サイクリングモードに

私からは見えました。

ローテーションも回らないしスピードも上がらない、前方の選手を追いかけようという

意思も見えませんでした。むずむず状態でした。

それでも数名の単独で走っている選手を吸収しながら進んで行きました。

そのうちの一名の選手が先頭で割とペースを上げる感じだったので、

登りに入ったとき後ろについて登っていくと頂上で後ろを振り返ると誰も着いてきていない状態に。

彼のおかげで私のスイッチもは入り、2人でローテしながら前へ前へと走りました。

すると2名の選手に追いつきましたが、そのときには私一人になっていました。

そこから3人で走ることになりましたが、また一名の選手がいなくなり

最終的にはもう一人の選手もいなくなり、また単独に。

今回も7周目のところで先頭集団に抜かれてしまい-1周で終わりました。

単独になってからは前方に選手がばらばらと現れ、

常に追いつけ追い越せの気持ちで走りました。


 

 

 

 

 

 

 

1周24分台で終えた今シーズン。

来シーズンはもっと…!!!

 

終わってから、

先頭を引いてくれて消えていった、まるで特攻隊員のようだった(笑)3人の選手には

私をレースモードに変えてくれたと思い感謝しています。

 

初雪も見られて、良い締めくくりとなりました。


 

 

 

2017年11月21日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : yumiko

久しぶりのセミナー開催

11月18日、
数ヶ月ぶりにチクリ・ピオニエーレのお客さんに向けてセミナーを開催しました。
ブランクがありドキドキ。
6名の方が参加してくれました。
これまでは体幹トレーニングの基本の「き」をやってきましたが、
今回は基本もちゃんと抑えながら発展させてメニューをみんなで行いました。
どんなに難しいことでも「基本」が大切。
基礎が出来ていないと難しいことは見た目のカタチは出来ても正しくは行えないので、
退屈に思われるかもしれないことも最初にやっていきました。

頭に入れておくことは、
①身体の骨格(アライメント)を認識する
②使う筋肉を意識して動作を行う

そして体幹トレーニングを始める前に重要な、身体の内を感じるための腹式呼吸。
・立位
・仰臥位
・座位
この3つでニュートラルな姿勢と息の送り方、腹圧の高め方を確認しました。

次に体幹部のストレッチとして四つん這いからの背中を丸める動作と反る動作を行いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

反る動きは苦手な人が多いようで、固まりやすいんだなやっぱりと実感しました。              ここをほぐすというか動きやすくする、動かせるようにするだけでも                    疲れとかパフォーマンスが大きく変わりそうだとも思いました。

ここまではスローな動作で、さらに腹式呼吸で副交感神経が優位になったのか
皆さん少々眠たそうな・・・笑
でもここから目の覚めるというかキツいトレーニングの始まりです…
内容は体幹トレーニング6種目をサーキットでやるというもの。
一つひとつを丁寧にやればそれだけでも十分に効いてきますが、
様々なポジション、動作での体幹の保ち方や使い方、持久性を高める目的で行いました。
皆さん、運動をされている、そして身体に対しても意識を持っている方々なので               基本のフォームはだいたい出来ているようでした。
それでも、基本のプランクでお尻が上がっていたり、左腰が落ちていたり、腕で支えてしまっていたり。
それぞれにやはり特徴というか改善点があるようでした。
6種目終わった後は始まる前の表情とは打って変わって、トレーニングをした!という顔に 笑
少々レベルが高すぎたようにも思いますが、一生懸命取り組んでくれて感謝です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後にペダリング動作の方へ移り、立った状態での脚の上げ下げを行い、                 踏むときと回すときの「膝」の動かし方の違いを体感してもらいました。
それから実際に固定ローラーに乗って動きを意識しながら乗ってもらう。
負荷をかけたりかけなかったりしながらやってもらいました。

 

 

 

 

 

 

 

繰り返し練習して体得する必要のあるペダリングの感覚を言葉で伝えることの難しさを感じました。
もっともっと自分でも考えて良い伝え方を見つけなければと思います。

26日には第2回を開催します。
次回はさらに良いものができるようにしたいと思います。

2017年11月20日 | カテゴリー : seminar | 投稿者 : yumiko

2017ツール・ド・おきなわ

今年は初めてツール・ド・おきなわに参戦しました。
母と2人、飛行機→レンタカー移動ということもあり、事前にスケジュール表を作成して向かいました。
朝、伊丹空港を出発してお昼に那覇空港に到着しました。

天気を心配していたものの、沖縄は曇り空で気温も暑過ぎることもなく良い感じでした。

「受付を済ませて試走をする」というのがこの日のメインでしたが、
まずは腹ごしらえ、ということで木灰そばで美味しい「とらや」というお店へ行きました。

過去の経験から沖縄そばはお店によって当たり外れがある印象がありましたが、
今回はあたり!
母と2人、本ソーキそばを注文しました。

麺はコシがあり讃岐うどんを思わせるような…、私好みの硬さと弾力でした。
スープもあっさりしており、普段飲まない私でも飲み干せそうなほどでした。
お肉はホロホロで脂っこくなくペロリといただきました。
時間帯が良かったのかお客さんも多くなく、時間のない私たちには有り難かったです。

そこから受付のある名護市の21世紀の森体育館へレンタカーで。
初めての沖縄ドライブ!でしたが、あいにくの天気で青空やきれいな海は見えず・・
受付が終わってスタート地点から少し試走をしてコースの後半は車で見るという計画でしたが、
予想外に時間が押していて時間的に無理そう…ということでラスト15km地点あたりからゴールへかけて試走をすることに。
少しでしたが、凝り固まっていた身体が少しほぐれ、気持ちよく回せたように思います。

そんなこんなでホテルへの移動は真っ暗。
運転してくれた母には感謝です。
19時ごろホテルに着き、食事。
このとき異常な疲れが私を襲っており、テンションは↓
しかし、初めて食べた「海ぶどう」に舌鼓しました。

ぐっすり寝たいところでしたが、翌朝は4時半出発ということで3時半過ぎにアラームを(汗)

12日、レース当日の朝は無事に予定通りに出発してスタート地点へ向かうバスのあるオクマリゾートへ。
7時過ぎには会場に到着して判明したことが色々と…。
初めてということで、用紙に書いてある通り、早めの行動でやってきましたが、
バスは何便もあるようでまだ遅くても大丈夫そう。
また、スタート地点へも車で送ってきてもらうことはできたよう。
もしまた出ることがあれば、次は余裕を持ってスタート前を過ごせそうかな、と。

この日も沖縄にしては肌寒さを感じる朝でした。
もぐもぐ食事をして、周辺でアップしてスタート。

今回のメンバーは全日本に近く、人数も50名ほどといつもの実業団とは違いワクワク感がありました。
みんなが話していたとおり、最初の登りはスローペース、その後の海岸線の平地もスピードは上がらず、
次の登りあたりで金子選手がスピードをアップ。
そこで集団はばらけて10名程度に絞られました。
前日、十分に身体のケアができてなかったこともあり、私の脚は四頭筋に力が入ってしまう感じで
少々きつさを感じ、シッティングでの登りが上手くいかない状態でした。
しかし千切れるスピードではなく、下りに突入。
海外でも度々経験した中切れに今回も引っかかり、どうにか金子選手の後ろへ付き前を走るNZの選手と与那嶺選手を追いかけました。
下りからの平地からの登りというスピードが落ちない地形で全く前との距離が縮まらず、
金子選手がオールアウトし1人前を追いかける状態に。
もがいてもがいて、ダンシングで疲れてシッティングになって、でも諦めずにまたダンシングして、
それでも前との距離が縮まることはありませんでした。
途中で中井選手が抜かしていき、前に追いつきましたが私はついていくことができませんでした。
ここで食らいつくことができていれば、また違うレースとなっていたと振り返ると思います。

その後は牧瀬選手、樫木選手、大堀選手、タイのソムラート選手と私でローテーションをしながら走りました。
ペースは徐々に落ちていた!?ように思います。
なぜハテナかというと、私のガーミンは速度、距離が表示されず
どんなにがんばっても0km/hで5km地点で止まっていました 笑
いつもの私なら1人ペースを上げようとしますが、今回もそうしたかったですが、
周りと合わせて走ることを心がけてみました。
この判断が正しかったとはゴール後の先頭とのタイム差からは言えないようにも思いますが。
ペースを合わせる、1人だけ頑張りすぎない、やはり耐えるのはムズムズでした。
ラストゴールまでこのままということも考えましたが、昨日試走したラスト10km地点あたりの最後の登りでアタック。
トンネルを出て右折してもう一つ登るとこまでは逃げ切れましたが、
そこで追いつかれ、また集団でゴールを目指すことに。
しかしそのとき、タイの選手はおらず私を含めて4名でした。
下りきって左折して平地でゴールへ直線。
みんなあまり前へ出ようとしない。
ここでいつもなぜか前へ出てしまう私。
今回も出ていましたが、いつもと違うことは単に前を引いているのではなかったということ。
先頭だからスプリントが不利になるということではない、という以前にアドバイスをいただいていたシナリオに
当てはまるような状況でした。
先頭で引っ張れば疲れる、早くからもがき始めたら風よけに使われるということ、
いつものわたしはまんまとみんなの思うつぼでした……笑
脚に負担をかけることなく先頭を走り、左だけ注意すれば良いように右ギリギリを走り、
500の看板が見えてももがかない、300でももがかない、
おそらく200を過ぎたあたりで後方選手の踏み出す姿が見え、150mあたりからもう前だけを見てもがき始めたように思います。
絶対勝つ、最後まで走りきる!
優勝ではないけど集団スプリントで1着の4位となりました。
スプリントで先頭でゴールする感覚は本当に何年ぶりか・・
昔はこの感覚が大好きで、絶対に最後は負けないと思って走っていたなと思い出しました。
いつからかどこかラストでふっと抜けていた自分がいたことも気づきました。
人の言葉の影響は大きくて、自分の思い込みの影響も大きくて、
それが壁になっていることも多いと思いますが、今回また一つその壁を少し崩せたように思います。

レース後はアメリカンなハンバーガーを「ゴーディーズ」というお店でいただいてエネルギーチャージをしました。
美味しい♡♡

明日15日は25歳の誕生日。
来シーズン、たくさんの人に感動を与える走りができるようにオフシーズンを過ごしたいと思います。

2017年11月14日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : yumiko

10月28日 & 29日のレース

28日は群馬CSCでの経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップのため、
前日27日の朝、京都で中田さんにピックアップしてもらい群馬へ。

途中、カメラマンの高木さんの葬儀に参列させてもらうため埼玉へ。
学生時代からレース会場で声をかけてくれたり、とても優しさの溢れる方だったな..と。
今季初優勝を飾ることができた輪島での、1人逃げている時のモトからカメラを向けてた高木さん、ゴールラインを切って最初に「おめでとう。」と言ってくれた高木さん。
自転車競技において色々と考えることも多く、少し何か吹っ切れた気がした、
私にとって特別なレースが高木さんのラストフォトだったこと、
勝手な思いかもしれませんが何か偶然ではないものを感じ、
今後の選手生活のエネルギーとなりそうです。
会場には多くの方が来られ、涙を流し、
こんな風に人から信頼され慕われるひとになりたいと思いました。

夕食は途中の東松山のローカルな回転寿司屋さんへ。
独特な雰囲気で楽しめました。

レース当日は6時に出発。
久々のCSCなので1周試走。
心臓破りの坂が思っていたほどの勾配でないのに少々驚き..
1年前は死にそうだったことが思い出され、トレーニング状態や身体組成などでこんなにも感覚が変わるのか..と 笑
どの辺がアタックポイントか、勝負所かなどレースのことも考えながら走りました。
それにしても寒い‼︎

そして中田さんのバイクが充電切れということで、急きょ私のバイクが使われることに..笑
こんなハプニングもありながら、
私は12時44分スタートでした。
雨が心配でしたが、曇りでホッと。

6周36kmで、序盤から単独で数名がアタックしては吸収されを繰り返し、
中盤は私が仕掛けたり、樫木選手が心臓破りの半ばからアタックしたりという感じでした。
短距離でのアタックは大分の時はダメージ大でしたが今回は身体の調子が良い感じでした。

樫木選手と2人で逃げれたらベストだど話していましたが上手くいかず…
ゴールスプリントは4人で相変わらず先頭に出されましたが、今回は脚を使わない、に徹しました。
後方からのアタックがちゃんと見え、反応までは良かったのですが、
位置が悪かったです。あとは絶対に何が何でも!という意志に欠けていたと振り返って感じます。
コンディションからいっても優勝が取れないレースではなかったと思うので。

3位の表彰をしてもらって即、上毛線高原駅から上越新幹線で東京へ。
初のMaxときという2階建の新幹線に乗り、少々興奮した私でした。
家には21時前に到着し、翌日のもみじのための準備をして寝ました。

身体がまだ興奮状態だったのかレース前だからか朝は4時前には目が覚めました..
でも眠い…母の運転のおかげで車で少し眠れました。
それにしても台風の影響ですごい雨。
こんなのであるのか..?と自分で申し込んでおきながら弱気になる自分がいました。
会場もがらがらで欠場が多数。
でもスタート前に主催者のエビイさんが来て、「ガンガン行けよ、弱い男子を振り回して」というようなことを言ってくれ、
あ、ロードレーサーとして歩んでるんだよな..
こんな天候でも走らせてもらえること、甘えてたらダメだ、晴れてても雨でも関係なしにベストを尽くすこと、、
気合いが入り、心に響きました。
ただアップ時間がなく寒さの中スタートし、
ハイペースに身体がオールアウトになり先頭集団で行けませんでした。
先頭集団で行けるとこまでが目標だったのでそれだけが悔しいです。
ラスト1周と少しを先頭集団に追いつかれて一緒に。
ハイペースで何度か千切れたけどやはり楽しいこの感覚。
ここで走れるようになりたい!
ゴールはラスト200あたりでチェーンが外れて引っかかり、ペダルが動かない状態に..
幸いにも下りぎみだったおかけで漕がずにそのままゴール。
さらにゴール後、何か音がすると思ったら後輪がパンク。
大っきな釘?が刺さっていました。

本当に運が良かったです。

レースは凍える寒さで指が固まり変速ができない、身体の芯から冷えてる感覚、トイレに行きたい、お腹がかなりすく、霧で全く前が見えないなどなど半分あたりで何度ももう止めたいと思うことがありました。
でも走らないと得られなかったもの、分からなかったものもあったと思っています。

それにしてもペース配分を考えない高校生、元気、かわいい 笑
3人でのゴールとなりましたが、それ以前に集団だったときから一緒に先頭を引いてペースを作ってくれていた愛媛の男の子が終わってから、ありがとうございましたと声をかけてきてくれた。
嬉しかったです。

今日こそ本当にみんなが自分との戦いだったのではないかと思います。
初めての逆周で試走もしなかったためドキドキでしたが、
いつもと違う雰囲気でこれもいいな、と。

沖縄でラストレースと思っていましたが、
11月19日に最終戦があるようで..
出ようかなと 笑。

体調に気をつけようと念には念を入れていたつもりでしたが、
やはり翌日崩してしまいました..
難しい、、
それでも1日寝て、次の日軽く動いて、3日目には万全!となるように、長引かなくはなってきたような。
沖縄へ向けて!

2017年11月1日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : yumiko

10月21日 ジャパンカップ

今年もジャパンカップが終わりました。
本当に1年があっという間です。

レースはあいにくの雨でしたが、
今回久しぶりに計画通りにレース前の時間を過ごせました。
余裕を持って早め早めに行っていると、
ぴったり正確には進まないためか、
結果的に予定通りに進んでいました。

雨で気温が低いこと、レースは30kmちょっとという短めなこと、スタート後すぐに長くはないけど激坂が始まることから、入念なアップを行いました。
ストレッチ、ローラー、実走、ローラー、そしてスタートへ。

最初のローラーは脚の筋肉が重い感じ。
特に左脚のカクカクが気になる。
引き上げ動作が上手くいってないようでした。
でも我慢してインナーでクルクルひたすら。
いつもなら25分あたりから動きが良くなりますが、この日は少々イマイチな感じでした。
それでも後半は回せるようになって、ラストは負荷を少し上げて心拍を少し上げて気持ちよく汗をかけました。
その後サインチェックを済ませて、起伏のあまりない場所を走りました。
追い風、向かい風、下ハン、スプリントなど色々な状況で行いました。
気合いは入ってるつもりでしたが、
身体がスッキリしない、重い感じがあり、少し自分に対してイラっとしたり..
最近、身体の調子がイマイチでホルモンの関係とかもあるのかなとおもったり。
なかなか体調が上手く合わないものです…

それでもアップのおかげで、スタートが寒いこともなく、身体が動かないこともなく、
最初の登りも良い感じに入ることができました。

予想通り、ペーサーは金子選手でした。
ただ、私が予想していたハイペースではなかったため、途中で前に出てペースを上げました。
それにより、金子選手、大堀選手、中井選手、私の4人になりましたが、
また金子選手が前に出てさらにペースアップ。
せっかく優勝争いのなかに入れたのに、そこでちぎれてしまいました。
身体が先にやられて追い込めなかった気がします。
気合いもあったし、アップもできていたし、行ける!と思って走っていましたが、
予想以上に身体が重かった…動かなかった..
悔しいです。

1人になって下りきって、後ろから集団が来るのが見えたので、追いつくためには待った方が良いという判断をしました。
ローテーションしながら2周目の登りへ。
ここでも自分がペースを上げる気持ちで臨みました。

ここで西選手と2人に。
下りがニガテ意識のある私ですが、テクニックのある西選手の後ろでスムーズに下ることができました。
コーナー手前でのブレーキかけ方、、後ろでまだ早いのでは⁇と思う私はまだまだブレーキのかけるタイミングが遅いようです..
下ってから中井選手に合流し、そこから3人でゴールを目指すことになりました。
ラスト、コンビニのコーナーを左折しての登りで前に出てそこから後ろは交代してくれず先頭のままゴール前まで。
この辺が下手くそなのか..
500m辺りから中井選手が後方からアタックし、その後を西選手がマーク、
私は全く反応できなかったです..
勝てないことが見え見えでしたが、自分なりに最後までもがき切る!でゴールしました。

後から思い直すと、登りでもう少し踏ん張れば..なんで最初、金子さんについて行けずに諦めたんだ..どか気持ちが弱かったと思ったりしましたが、
心拍から見ると最大は190以上になってるし、平均も170bpmくらいになってて、
追い込めているとも考えられるけど、こんなに上がるのはコンディションがどうなのかとも思ったり。
今回も色々と思うこと多い遠征となりました。

レースが終わってすぐに帰路につきましたが、家に着いたのは翌日の2時ごろでした。そそれでも台風の影響もなく無事に帰れて良かったです。

応援、サポートありがとうございました。
今週末28日は実業団の群馬ロード、29日は広島のもみじサイクルロードとハードスケジュールです。

2017年10月24日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : yumiko

10月14、15日 大分クリテリウム&ロードレース

今回も母との遠征でした。
大分は初めてでしたが、素敵なところでした。
クリテリウムの前日13日の午前中に出発してて、
到着後に大分川沿いを30分ほど走りました。

移動中はずっと雨でしたが、
良い感じに止んでくれていました。
回した感じ動きがかなり悪いような..
筋肉痛ではなくペダリングの方です。
あとは膝下がすごく怠い感じがありました。
ラスト数本、軽いギアでもがきましたが、
最初は側から見たら醜いだろうと思えるほどの悲惨さ。
へっぴり腰のようなペダルに体重を乗せられない..もがけない..
久しぶりにバンクからかけ下ろす時のような状態でした。
それでも2本、3本とやると身体が動き始め。気持ちよく回転アップできました。

夕食はホテルのおじちゃんオススメの「炉ばた焼 としね」へ。
お刺身の特盛は絶対!ということだったので注文。
前回の輪島でもそうでしたが、
鮮度バツグンでとろけました。

あとは大分ということで鶏肉料理をいただきました。
鶏のタタキは初めてでしたが、なんだかお刺身のような感じ。美味しかったです。

翌日、クリテリウムは本当に駅前‼︎
岡山では絶対に考えられないな..と思ってしまいました 笑
1.1kmを15周のレースでした。
序盤、何度かアタックがあるものの吸収され
ペースも上がらない感じ。
5周目あたりでアタックしてそこから後ろと7秒差を常にキープしながらラスト3周目の途中まで。

吸収された後も逃げを試みましたがダメ。
みんなラストに備えていることは分かってる、でもそんなのは私にとってはレースに来ている意味がない。
ゴールスプリント、ギアを上げてもがいたけどもがけていない…
もう脚がない、というよりは単なるスプリント力のなさ?
逃げて疲れてなかったということはないけど、これくらいでスプリントも出来ないと意味がないと思いました。
終わって、みんなに泳がせとけばいいんだと言われ、分かってたけど正直悔しかった。
これを振り切れるくらいの独走力をつけたい。つける!

2日目のロードレースは雨。
朝から土砂降りand肌寒い日でした。
14時前のスタートだったので会場でかなり待機。
雨なので車の中で過ごしました。
本来でも4km8周の32kmというロードレースとは言いがたい距離でしたが、
スタート前に6周に変更..と。
ショッキングでしたが、その中でできることを、と。
アップは入念に、と思っていましたが、
雨などもあり思うように出来なかった気がします。
2回目のこと知ってる場所では心の余裕があり計画通りに行いやすいですが、
「初めて」のことはなかなか順調にいかない.. 慌てないように準備したり余裕を持って行動したり..それでも難しいな、と。←課題

今回のコースの勝負どころはスタートゴール地点へ向かう登りくらい。
予想通り、毎回そこでアタックがあったり、他は割と休めるので数百メートルのその登りのインターバルという感じでした。
そこだけ耐えれたら..
短めの勾配もあまりない、どちらかというと筋力が必要な坂道で、
全身の筋肉が苦しい..でも声援をもらって限界を突き破る!そう思ってペダルを踏み続けました。
しかしラスト2周のところで樫木選手に着いて行けませんでした。
最後まで追いかけたもののダメで、ゴールスプリントも3着の4位フィニッシュでした。
終わった後は少々、放心状態というか久々にこの疲労感をレースで感じました。
筋肉へのダメージが私には一番応えるようで..
雨は降っていたものの土砂降りまではなく、有り難かったです。

ちゃんとローラーでダウンして、帰路へ。
今回も多くの人の温かさに助けられた遠征となりました。

次は今週末のジャパンカップです。
本当に1年が早い..

今回もスイーツは忘れてません 笑

2017年10月17日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : yumiko

10月8日 第10回 JBCF 輪島ロードレース

今回は高校生以来の母との遠征でした。
輪島の会場まで家から7時間ほど。
今まで車移動の時は眠気と闘いながらぼーっと座っているだけの楽ちんでしたが、
今回は自分も運転しないといけない、初めてのルートのため道を確認しながら行かないといけないなど、
ドキドキの移動でした。

5時出発で眠いとか疲れたとか少しは感じましたが、
人間というのは集中する時、スイッチが入っている時には
だるさなど吹き飛んでしまうんだ…というのを実感しました。
長い移動でしたが、交代交代の運転でなんだかあっという間、
そして日本海など景色も良く、プチ旅行気分を味わったようにも思います。

輪島のコースにはお昼には到着し、2周一人で試走をしました。
昨年も走っているのでどのようなコースかは認識していましたが、
3kmちょっとのスタート後の登りはいつ登っても長く感じました。
数日前から体調があまり良くなく、前日も左脚が特に力が入りにくい感覚でしたが、この日もそんな感じ。
そしてむくみもあり、身体も重い感じでした。
登りはシッティング、ダンシングでコンディションやポジションの確認をし、
下りは路面やラインの確認、
平地は下ハンを持ってのペダリングなどを確認し、
基本は重いギアは踏まずにくるくると回すようにして走りました。
横風などが強いイメージがありましたが、今回は風がなく気持ち良く走れました。

夜は20kmほど離れたペンションの「クロワッサン」というところに泊まり、
豪華海鮮の食事をいただきました。
まず目に飛び込んできたのが蟹!!!
ほかにもサザエやししっぽという珍しい魚、アジ、甘エビ、いしる鍋など
一年分のご馳走を食べたような気分でした。

翌8日は朝5時に出発し、
朝食を食べてウォーミングアップを。
ストレッチ、ローラーで身体のコンディションチェックをしながら心拍を上げて行きました。
最初はやはり脚がダルい..
でも回す回すで少しずつ動くようになりました。
いつもなかなかウォーミングアップが上手くいかない私ですが、
今回は自分なりにレースへ向けて心、身体を共に高めていきました。

8時05分にレースはスタートしました。
スタート後すぐに始まる3km以上の登り、
これが今回の勝負所となるため気合いは入れていましたが、
予想以上にみんなハイペースな突っ込み…
行けないペースではないけれど、少々不安を感じたり。
でも私が前に出てからは私の前に出る選手はおらず、
ペースを落とさないように、苦しいけど耐えて耐えてで先頭を行きました。
苦しいけど、後ろもちぎれない。
結局1周目は3人で頂上を通過しました。
2周目、同じように先頭で突っ込みました。
自分の限界ギリギリペースで登っていると1人、2人と千切れていきました。
苦しい、酸欠のような感じで目の前が真っ白になりかけたり、筋肉がパンパンになったり、
シッティングだとペースが落ちるのでペースを保つためにダンシング。

頂上で後ろとのタイム差は20秒でした。
その後、下りと平地があり、
タイム差が縮まらないように必死に踏みました。
後ろとの差35秒、45秒あたりでペースを刻み無事に最初にゴールラインを切ることができました。
後ろから来るのではという恐怖は最後までありましたが、
ゴールが近づいてくるにつれて「優勝」が見えてくる嬉しさを久々に味わうことができました。
ゴールの時、素直にとても嬉しかったです。
幸せでした。

2周目の登りで、どなたかはわかりませんが「ラストだからそのまま思いっきり行け!」という声が聞こえ、
また2km地点辺りで母がいつものように「ゆみこちゃーん」(笑)と応援してくれて、
スイッチが入ったように思います。
レース前にはベルギーでお世話になったMarcから自信のない私にいつも言ってくれていた「君はできる!自分を信じて」とメッセージをもらいました。
なかなか殻を破り、実力を出し切ることができていなかったここ最近の私ですが、
競技を始めた当初の何もごちゃごちゃ考えることなく、ただただ全力投球だった自分を思い出しました。
何が怖いんだ、やってみないことには勝利の可能性もないんだ、やってみて初めて勝つか負けるかの勝負になるんだと感じました。
今回も苦しい場面が多々ありましたが、
苦しいのはみんな一緒。
苦しい時にどれだけ頑張れるか、耐えられるかがレースだな、と。
そのための練習を日々やっている。
今回も一瞬そういう思いがフッと頭に浮かび、
まだいけるまだいけるで突き進めたように思います。


photo by HP of JBCF

今年25歳を迎える年齢となり、これまで以上に将来のことなど色々と考えるようになりました。
一般的には社会人として働いている、自立しているのが当たり前。
いろんな方にサポートしてもらっているのに今年は全日本も完走できておらず、
これといった成績が全く残せていない…。
こんなので自分は好きなことだけをしていて良いのか、と思ったりもしました。
正直なところ、「レースで勝つ」ためにトレーニングを行う、自転車に乗ることは自己満足の世界です。
しかし今回、私の喜びを分かち合ってくれる人、「おめでとう」のメッセージをくれる人、
まだまだ選手として未熟な私の周りにもこんなにもたくさんの応援してくれる人がいるということを感じ、
頭でごちゃごちゃ考えることよりも、「今」させてもらえる自転車と本気で向き合おうと思いました。
そして自分の良さってそこにあったようにも思います。
まだ行けると思える限り、自転車を極めたいと思います。
今シーズンも残りわずかですが、どうぞよろしくお願いします。

【輪島ロードレースHP】
http://www.jbcf.or.jp/races/20171008_id=14851

2017年10月11日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : yumiko

9月24日 赤城山ヒルクライム

23日(金)に群馬入り。

今回は新幹線+BHカーでの移動でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、ホテルは「ホテル若松」というところに泊まりました。

当日予約で4000円ちょっとという格安料金だったため、

私は内心、おんぼろホテルを想像していました……

しかし、着いてみると、外装を工事中で見た目はきれい!!

それでも疑い深い私は中はそうでもないだろう…と。笑

ところが中もきれいだし、温泉ではないけど共同の浴場で湯船にも浸かれて

リラックスするにはばっちりでした。

 

受付やら何やらでホテル到着は5時過ぎ。

若干、日も傾いていましたが、

長時間の移動で脚のむくみがひどいこともあり、30分ほどロードへ。

これまで移動日などはできるだけ早く休みたい!という考えが強く、

乗ることに消極的な私でしたが、

最近ようやく、数十分でも回して血流を良くすることの意味を理解し、自ら行うようになりました。

気づくの遅い気がしますが、、汗

 

レース当日は朝4時に起きて会場へ。まだ暗い…

そして眠さなどスッキリしないけど、到着したらレース思考になっていた気がします。

しかし今年からフェミニンもプレートは各自保持ということをすっかり忘れており、

仮のものを作ってもらうことに…。

そのため1時間かけて念入りにアップを、と思っていたものの

20分ほど軽く回転数を上げて心拍数を上げて身体を温める程度になってしまいました。

この辺の詰めがまだまだ甘いと痛感しています。

次回の輪島のレースではスタート後に3kmほどの登りが始まることからも、

ローラー持参で1時間ほど前からゆっくり身体を温める、

室内でインターバルトレーニングを行う時のように

スタート後すぐに高強度になっても耐えられる準備を行おうと思います。

 

スタートはEクラスの男子選手の後方から同時スタート。

優勝候補の唐見選手をマークして行けるところまで行こうと思っていましたが、

最初から男子選手の前方へ上がるためかなりのハイスピード。

唐見選手、樫木選手、私という順で走っていましたが、

5kmほどで私はほぼオールアウト状態になってしまいました。

実力もあるとは思いますが、この原因の多くはウォーミングアップにあると感じています。

普段Watttbikeで3分間のインターバルトレーニングを行うことがありますが、

最近の私のデータを見ると、2本目で最大心拍数が170になっていました。

しかし、レースデータではスタート後の約3分後には170bpmを越えており、

強度はトレーニングよりも高いのにアップはトレーニングよりも軽いという、

あってはならない矛盾した状態になっていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

集団から遅れた後は前方の男子選手を目標にきついけど行けるというぎりぎりのペースで

1人になったり数名の男子選手と一緒になったりしながら走りました。

10km地点までは勾配も緩やかであまりヒルクライムという雰囲気ではありませんでした。

しかし要項に平均6.4、最高9.4%とあったのが頭にあり、後半10kmが結構な勾配になるんだろうな・・と。

まさにその通りでした… 汗

勾配が上がると筋肉が足りないのか、シッティングだとケイデンスが全く上がらずほぼダンシングに。

ダンシングでも最近、高ギアのクセがあるので出来るだけ回すようにしました。

登りはかなり腰に負担がくるようで、特に上体をしっかり保持することも可能な範囲で意識しました。

私の場合、意識することで少し軽減されるような感覚になります。

 

今回も地元の方やカメラマンの方から声援をいただきました。

全く余裕がなく何も見えない私でしたが、

確実に前に進む力となりました。ありがとうございました。

 

色々な反省点のあるレースとなりましたが、平均178bpmという…

本当なのかは分かりませんが、追い込めばこれくらい追い込めるということなのか、と。

練習だと平均160bpmでも良いくらいに感じるのに、

環境、気持ちなどレースという機会はすごいと改めて感じ、1つ1つを大切にしたいと改めて思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【Race Result】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

下山後は、群馬は豚肉!?が有名なのか、たくさんの豚肉グルメがあったので

会場でうずまきソーセージを食べました。

ジューシーで身体にしみました!おいしい。

そしてミニストップでは大好物のソフトクリーム♡

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

和栗モンブランを買ってもらいましたが、

濃厚で本物のモンブランのようで、疲れが一気に吹っ飛ぶほど幸せでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レースは今シーズンも後半戦になっていますが、

応援してくださる方々やサポートしてくださる方々に恩返しができるような走りにしたいと思います。

2017年9月25日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : yumiko

水分補給について

2ヶ月間のベルギーでの生活、レース、プロ選手との生活によって、

多くのことを自分のものにできた気がします。

何事も、

正しいこと、こうした方が良いこと、こうすべきだと言われることなど、

頭では理解しているつもりでも、

出来ていないことが多い。

体得してこそ本物であると思います。

 

今回は私が体得できたその一つ、

「水分補給」についてです。

もともと私生活でも水分をあまり取っていなかった私。

ロード練習においても、今もまだですが、

十分には出来ていないのが現状です。

ベルギーでは、レースだけでなく普段の生活、特に出掛けたりする時、

必ずと言っていいほど、「飲み物持った?」と言われました。

車で移動する時、他の選手ももちろん水を持参していて、こまめに飲んでる様子。

そういう習慣が私にはありませんでしたが、

手元に水があると知らず知らずのうちに飲んでるようで。

また、帰国する頃には財布、パスポート、水が必需品になっていました。

そして帰国した今、私の側には水の入ったボトルがあります。

 

向こうでも、レースでは相変わらず全然足りない!と怒られる状態でしたが、

高強度、長時間のレース後の疲労、翌日の疲労が違う気がする..

これまでは100km近く走ったり、強度の高い練習をした後は疲労がひどく、

翌日の午前中はほぼ死んだ状態。

また、それが数日続くと頭痛や身体の怠惰感が起こり、

寝込んでしまうほどでした。

風邪?熱?と思い、病院へ行って薬を、もらっても効かず、

ただ寝るしかありませんでした。

これにはホルモンなど他の要因もある可能性もありますが、

「水」も関係しているように思います。

体の60%が水分であることからも、

水分不足が免疫を下げたり、

身体の不調を引き起こしたりしていた可能性があります。

そのため、こまめに水分を取るようになって、

トレーニングによる身体へのダメージが軽減されたと感じます。

私のような水分補給がニガテなタイプの人は、取りすぎ?というくらいがちょうど良い場合が多く、

私生活から取り入れていくこともコンディションを良く保ったり、

パフォーマンスを向上させたりすることにつながると思います。

 

Water improve the performance‼︎

 

 

 

2017年9月19日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : yumiko

I am Belgium. September 4〜11

Tour Cycliste Féminin International de l’Ardèche 2017のため、

フランスにいた1週間、

ネットに繋がらなかったので、

まとめて書いてしまいます..

 

 

 

4日
朝6時出発で10時間以上の移動。

日本にいる時は早朝は苦ではなかったのに、

こっちに来てからは朝食が8時半でそれから行動開始というリズムなので、少々、身体が追いつかない感じでした。

今日は脚のむくみがいつも以上にひどかった…

到着後、30分ほど乗った感想は悪くはなかったですが、

左の膝と足首がちょっと変な感じ硬い?という印象でした。

今日も少しコースを通りましたが、長ーい長ーい登りがたくさん。

また、Tour de Franceのコースにもなった所も通り、

フランスに来た喜びと興奮を感じました。

今回のメンバーは、Lotte, Maggie, Marion, Esther,私の5人でした。

みんな素敵な選手です。

 

5日

朝食を軽く食べて、10時にスタート向けて約1時間移動。

その後、ランチを食べて14時のスタートの準備を。
Shanaはいつもフランスの食事はイマイチというけど、

私は結構好きです 笑

フランスパンとチーズ、ヨーグルトは毎食あって、

チーズ大好きな私は幸せ。

そして、初めてブルーチーズを食べたのですが、

私にはたまらないクセのある感じで、食べてしまいそうです 笑

それにしても今日は暑い..
それなのに、フランス人はしゃべるのが好き⁉︎?なのか、

なかなかレースもスタートせず..

スタート前からボトルの水が減っていました 汗

今日のコースは登りといってもそんなにでもなく、

平坦基調だからと言われていたので、それを信じて走っていると、

スタート直後から結構いい感じの登りが、、

そしてなかなか終わらない、、

少々、私の脚は悲鳴を上げていました。

また、下りで遅れて登り返しで脚を使ってしまったり、

再びプロトンの中に戻っても脚が死んでてアタックのかかるペースについて行けずまたちぎれ、の繰り返しでした。

前の方でと走ってるつもりでしたが、
まだまだ考えが甘かったと。

使うべきところで使えるように考えてポジションを取らないとと本当に思いました。

そして、ダウンヒルが20kmくらいあるため、
後ろの方だと本当に先頭ははるか彼方になります。

下りもカーブが多く、後半は腕が筋肉痛気味になりかけていました..

またプロトンからちぎれ、チームカーに抜かされてからは数名で前を追っていると、

下りでチームカーに追いつく時、急ブレーキが多く、

何度かスリップ寸前状態で冷汗をかきました。

そしてラスト1回は、あまりにもビビりすぎて

2名の選手からちぎれて単独に。

まだ数十キロあったため、泣きそうでしたが、

まだ初日、ゴールのことだけ考えていました。

ラスト20kmくらいのダウンヒルではフランス人の選手2人と合流しました。

私の苦手が分かったのか、離れていないか後ろを確認しながら下ってくれました。

感謝です。

ゴールはこの2名の選手とさらに1名を加えてとなりました。

登りで気をつけること、

軽いギアで回す!

最近やはりできなくなってるようで、
疲れてくると重いのでどうにかしようとする、その方が進む気がする。

しかし、筋肉のダメージはやはり大だろうな、と。
言われる通りで分かっているのだけど..
最近の私には難しいよう。

でも、意識することはできるからアドバイスを受け入れて明日につなげたいです。

そして今日の身体の感覚。

右脚はそうでもなかったけど左脚がかなり疲労してる感じがマッサージをしてもらって分かりました。

 

6日

起きた時、腰が痛いような、

お尻もこってる、だるさ、眠気も残りながらレースへ。

今日も何事もなく..と思ってたらスタート直後に前輪がパンク。

Laresのチームカーに助けてもらったり、他のチームカーに助けてもらったり、

チームカーを渡りながら12kmくらい行ったようです..

平坦ということもあり、ペースが速かった、、
ウォーミングアップになったと自分に言い聞かせていたけど、

結構疲れました..

今日もハードじゃないと言ってたけど、

中盤に結構な勾配の登り、ラストにも現れ、遅れを取ることとなりました。
遅れて追いつきの繰り返しで、
今日は割と平坦が存在したから追いつくことができたけど、

今後のコースではそれが効かないと思います。

Marcの言う、脚はgood、頭を使う、レースに集中する、

登りは得意と信じて、力を結果につなげるためにも、

レース序盤で前にいること、

明日は必ず..!

明日は午前中にTT、午後にロードというハードスケジュール。

気合いを入れて!

身体は、昨日も後半、左膝が少し痛む感じがあったけど、

今日はさらに.. どこをほぐせばいいのか、、

 

7日

今日はTTのため、
朝7時前に出発、ということで6時前に起床しました。

まだ薄暗い、そして眠い..

移動は爆睡でした。

私のTTのスタートは9時57分でした。

スタートまで時間があったので、

1周9.3kmのコースをMarionと。

コースは勾配もほどほどにある登り、

砂利があったりコーナーがきつい下り、

横風など結構きつかったです。

本番は、私の1分後にスタートしたフランスチームの選手(1日目に助けてもらった)に抜かれました…

TTも強くならなければ。

そしてラインも覚えなければ、と。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

午後は89.5kmのレースで、登りのメインは中盤の15km程度の緩やかなものくらいでした。
しかし、私の苦手な横風や向かい風など今まで経験したことがないくらいの暴風があり、

そこで体力をかなり消耗したように思います。

水分補給を意識してやらなければと思いながらも、

3日目となった今日、余裕がなくなりつつあります、、

今日はジェルも食べる余裕がなかった…
レースの走り方としては、今日はMarionをfollowするように言われており、
意識して前方へ行くように。

そこで初めて、Marion, Maggie, Lotteと近くになれた気がします。

Lotteは数回、Yumiko!と声をかけてくれて、
大丈夫?.、
右から行こう、
そして、ラストのダウンヒルでMaggieの集団からちぎれてもう1人の選手と2人で回して走っていたとき、
あと5kmくらいの地点でLotteの集団が追いついてきて、
Yumiko行くよ、と。

こういうのがプロの選手なんだろうな、と。

周りを見る余裕がなくて、
自分のこともまだ十分でない私ですが、

貴重な経験を無駄にしないよう、明日も精一杯走りきります。

そして、毎日長〜いダウンヒルのおかげで、腕の筋トレができてます 笑

 

 

 

8日

スタートから20kmほどの登りが続きました。
勾配は急ではなく、集団のペースもほどほどで、軽いギアでクルクル回すことを意識して登りました。

その後下って、2つ目の登りに入る手前で、何が起こったか分からない、

でも何か踏みつけた感覚で落車してしまいました。

プロトンでゴールしたい、と思っていただけに悔しく、

また、他の選手に申し訳なく思いました。

その後は登りを淡々と登り、

下りでは数名の集団と一緒になり、

ローテーションしながらゴールを目指しました。

今日は、ある選手が補給のジェルをくれたりと、

ライバルでありながらも、ゴールを目指すという上では仲間なんだな、というのを実感しました。

その選手は落車でおそらく変速がおかしくなったのか、

私のギアが入らなかったとき、

背中をプッシュしてくれたりと、

こういう気遣いができるのも強い証なんだろうな、と感じました。

昨日、筋肉がやられていたけど、

回復用のクリームとストレッチ、

長い睡眠のおかげか、脚の調子は大丈夫そうでした。

ケア、大切ですね。

Marcからの言葉。

Believe yourself.
Stay front.
Don’t be afraid.
You can do it!

しっかり受け止めて走ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

9日

朝起きると雨が。
このレース初めての雨でした。

今日の移動はすごい山を越えて、日本とは桁違いな光景に感動というより、・・・となってました 笑

スタートから昨日とは違ってハイスピードな展開でした。

10km過ぎ辺りから登りが始まり、それもいい感じのペース。

ついていけなかった..

アップしっかりしなきゃだったか。

そして雨のため寒い。

下りも長いため、かなり身体が冷える。

指もかじかみ、脚も冷えてあまり動かなくなる感じでした。

この集団でこのまま、
と思っていたのに下りでスリップして1人落車。

不幸中の幸いに後部にチームカーがいて助けてくれました。

その後1人で走っていると、

何だか分からないけど涙が溢れてきました。

情けなさというか、悔しさというか。

数名に追いつき、15%以上の登りがあったりとキツイ山道を越えて、

ラストはもう1人の選手に引いてもらい無事にゴール。

早いもので、6日間という長いステージレースも明日でラスト。

明日こそ、笑顔で満足して終わりたいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10日

ラストステージ。

部屋を片付けて出発。

晴れてよかった!と思ったら、標高が高いのか、

昨日同様、肌寒い..

今日は89.4kmだけど登りがメインでした。

スタート後は下り基調でスピーディー。

その後、急勾配な登りに入り、

そこで第1集団からは離れてしまいましたが、

長めの高勾配では、心肺機能が活かせるのか、

脚の調子、コンディションが良かったのか、

自分のペースでコンスタントに刻んで行けました。

下りはこのステージ中最大の急下降で、

小さい頃やってたスキーを思い出せ、と言い聞かせてみたものの、

フェンスも何もない..身体は硬直状態でした。

登りで引き離しても下りで抜かれる..

クライマーにはダウンヒルのスキルも必要だと感じました..。

今日の登りの感覚はステージ中で最も良く、

追い込める感じ。

血の味がするまでいけたということで、

この6日間で私のコンディションが向上したということなのか、

筋肉が超回復したのか。

またら昨日までふくらはぎとかにキツさがあったのに、

おそらく上半身やお尻、ハムが使えてなくて。

しかし今日は、上体を起こして上から踏み込む意識や、

お尻が使えてる感覚が実感できた気がします。

ダンシングは前のめりなのは分かるけど、

今はこの状態がベストだったかと。

腰にも来なかったし、上半身の力をペダルへ伝えられた気がしたので。

これまで海外レースに対して、ビビりが大きかった私ですが、

レースに対して少し楽しさを感じられるようになりました。

これが先頭で走れるようになったら、さらに色々な展開やドラマがあり、

よりエキサイティングなんだろうなと思います。

ヨーロッパでレースをいっぱい走りたい、本当にそう思います。

 

今回、ベルギー遠征の機会を与えてくれた、

中田さん、和田さん、

ツールド アルダッシュへ出させてくれたMarc、

そしてサポートしてくれたスタッフ、皆んなに感謝でいっぱいです。

11日

昨日はレース後、18時過ぎに出発して、フランスのホテルで一泊。

久しぶりのWi-Fiに少し感動でした 笑
そしてコンタクトを外してなくて目がしょぼしょぼする私でした…

朝8時過ぎにホテルを出てベルギーへの帰路へ、14時過ぎに到着しました。

1時間ローラーで汗を流して、

荷造りして、

ついに明日、いよいよ帰国です。

 

【Race Result】

 

 

2017年9月12日 | カテゴリー : Belgium | 投稿者 : yumiko